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2019年3月 4日 (月)

およる

糸島弁シリーズ三百四十三。およる。
『あっちん ばばさんな しょうがつから ずっと およっとんなったばってん ぬくーなって しかしか あるきまわりよんなるて』「あちらのお婆さんは正月からずっと寝込んであったけれど、暖かくなってしっかりと歩き回っていらっしゃるんだって」

【およる】寝ること。横になって休むこと。病で臥せること。御夜とか御寝といった漢字が当てられる「古語」で、かつ敬語扱いされる言葉のようです。冗談のようですが「おひるになる(起き上がられる・目を覚ます」という対照的な言葉もあります。方言としては、もうたぶん消滅語でしょうね。志摩や前原出身の年寄りに尋ねても「聞いたことない」という返事でした。資料的には「さくらい歴史と方言集」や「筑後方言辞典(松田康夫:久留米郷土史研究会)」に収録があります。

ぼちぼち春らしい陽気になってきましたね。小富士の春です。

13kofuji01

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