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2018年12月

2018年12月31日 (月)

ねじくる

糸島弁シリーズ三百三十四。ねじくる。
『こうこうんときにくさ おまえ わがおおきかおならこいたくせい おれば ゆびさいて へこきむしへこきむして ねじくったろうが まーだ おぼえとーぜ』「高校のときに、お前、自分が大きな音のおならしたくせに、俺を指差して屁こき虫屁こき虫と俺のせいにしただろう。まだ覚えてるよ」

【ねじくる】罪をきせる。責任を押し付けること。仕事やいろんな役を押し付けること。無理やりという意味が強いです。由来は捻る《ねじる》ねじ込むからでしょうね。自分はこういう場合は「なすくる」を使いよりました。こっちの方がすこし軽い感じですかね。

ねじくるにちょうどよか画像が見つからんかったけん、こげなど。志摩の四季で買ーてった、ねじくれ栄螺・あわび・姫島雲丹。

では、よいお年をお迎えください。

Himeshimauni

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2018年12月24日 (月)

てぐみとり

糸島弁シリーズ三百三十三。てぐみとり。
『わっかころな みな おおざけくらいで どんぶりばちば てぐみとりして のみぐっちょ したもんたい』「若いころは、みんな大酒飲みで大きな鉢をつぎつぎと手渡ししながら飲み競べしたものだよ」

【てぐみとり】あやとり(さくらい方言集と歴史:櫻井を語る会)・・・となっとるとですが、今回の例文や方言の解釈は管理人の勝手な想像で何の証拠も文献もなしです。以下ご勘弁。
【てぐみとり】伝供とり・天狗取りのこと。次々と手渡しでものを運ぶこと。早い話がバケツリレーみたいなものですたいね。もしかして、糸島のお日待ちや講やらんときにお神酒の大盃ば回し飲みよんしゃれんやったろーか・・・ていう想像が今回の「てぐみとり」となりました。

Siraumenoniwa

今年の梅酒の出来具合はどげんやったとでしょうか。しばらく飲んどんなー。

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2018年12月17日 (月)

だめしか

糸島弁シリーズ三百三十二。だめしか。
『なんか その ぼさばさあたまに だめしか よれよれふくな まちっと ぴしゃーとせんかい』「なんだよ、その伸び放題の髪の毛と汚いしわくちゃ服は。もっときちんとしないか」

余計なお世話たい!というところですね。だめしか。

【だめしか】汚れきたないこと。嫌なこと。人と地域によっては「だみしい」「だむしい」ともいうようですね。博多では「だんしか」ですか。語源はよーわからんとですが、
1:恨《うら》めしい→うだんしい→だんしい
2:濁声《だみごえ》の「だみ」
あたりが考えられんこともなさそうです。自信なし。

Dansika

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2018年12月10日 (月)

とえん・とわん・たわん

糸島弁シリーズ三百三十一。とえん・とわん・たわん。
『せのびしたっちゃ とびあがったっちゃ とえんかった かもいい もう でこ ぶつけるごと ふとーなったっちゃな』「背伸びしても飛び上がっても届かなかった鴨居に、もうおでこをぶつけるように大きくなったんだね」

【とえん・とわん・たわん】届かない。(手が背が)つかない。及ばないこと。漢字を当てると、「耐える・堪える」の否定形で「不耐《たふ》」「不堪《たふ》」あたりでしょうか。もっとも、こちらが本来の意味で「出来ない・ダメだ」ということでしょうね。
また「出来ない」意味の方では、「おえん」「負えりゃせん」との混同も考えられんこともなかです。

Daiseikyo

背の太ーなるごと、鳥居に背の届くごと?!皆さん「産宮」さんにお集まりでした。

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2018年12月 3日 (月)

ばり・ばりたん。

糸島弁シリーズ三百三十。ばり・ばりたん。
『ばりたんな くさかし どくびれ もっとるばってん うまいとこ さばいたら たいがい うまかっちゃんな』「アイゴは臭いし毒ヒレも持っているけれど、上手に調理すると相当においしいよ」

【ばり・ばりたん】アイゴの魚名方言。語尾の「たん」は毒ゆえの蔑称(愛称?)か。エイも同様に「エイたん」という人や地域があるごたります。バリという魚名方言の由来は腹ワタが臭いことを尿《ゆばり・いばり》に例えたような気もします。

写真は仙厓《せんがい》さんの「連れバリ」。

Yubari01

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