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2018年9月

2018年9月24日 (月)

せしかた

糸島弁シリーズ三百二十。せしかた。
『きょうな せしかたやけん わが のまんと おきゃくさんとこば ちゃーんと おしゃくし あいさつして まわらなばい』「今日は施主だから自分は飲まないでしっかりお客様のところへお酌して挨拶して回らないといけないよ」

今回も(前回の出方に続いて)「方」でございます。

【せしかた】施主方と書くとでしょうね。客方の反対。施主・主催者・世話人・発起人・幹事。寄り方集まり会合の種類程度によって意味が違ってくるとでしょうか。

某地区某施主方による餅まき。

Mochimaki

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2018年9月17日 (月)

出方

糸島弁シリーズ三百十九。出方。
『まーた もやいて いうて でていきなったが あんひとたちゃ でかたか のみかたか いっちょん わからん』「またもやい作業といって出ていかれたが、あの人たちのは共同作業か酒飲み会か区別がつかないね」

【出方】地区共有地の共同作業。もやいは出方(の義務的な仕事)に比べて個人的なつながりの交換作業といった感じでしょうかね。今でも(地域によっては)出方に参加できんと罰金というか代替金みたいなもんを払わないかんとこがあるようなことも聞きますばってん、はてさて実態はどげんかもんか?
自分とこの次男家族が福岡市から志摩の方に引っ越して糸島市民になったとですが、そのへんはどげんなっとるかちっと聞いてみたかと思うとります。

もう新米もボチボチ出回るころですね。

Aki_torai01

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2018年9月10日 (月)

なしけん・どしけん

糸島弁シリーズ三百十八。なしけん・どしけん。
『あーた どっから つりい きたと』『はかたからです』『なしけん わざわざ とおくまで』『ここは よー つれるとですよ』「あなた、どこから釣りに来たの」「博多からです」「なぜ、わざわざ遠くまで」「ここはよく釣れるんですよ」

真夏のある早朝、鹿家の初潮旅館下で、キス釣りしよる自分とウォーキングのおいちゃんとの会話でした。

【なしけん・どしけん】なぜ?どうして?そのわけは?理由は?博多では「なして」「どして」とは言いますが、それに「だけん」「そやけん」の「けん」を組み合わせる使い方はせんですね。前原や志摩師吉の知人縁故に尋ねたところ、やはりあんまし聞いたことなかということでした。

で、個人的な推理ですが、この「なしけん・どしけん」あるいは「そうけん・そりけん」はこの鹿家から唐津寄り、あるいは南の吉井や七山寄りの言葉やなかろうかと思いよります。これまた違っとったらすんまっせん・・・なんですが。

2shikaka03

こんな感じで釣れます。

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2018年9月 3日 (月)

あじな・・・

糸島弁シリーズ三百十七。あじな・・・。
『なんか きょうな あじな てんきやな こげなひば いっこくびよりて いうっちゃろか』「なにか今日ははっきりしないお天気だね。こういう日を一石日和と言うんだろうね」

【あじな】はっきりしない、すっきりしない、妙な・・・。もともとの古語の「味」には、
「味=一風変わっているさま。意外な・奇妙なさま。不思議なさま(精選版日本国語大辞典」という意味があるようで、この使われ方が方言として残ったとでしょうね。
【一石日和】(雨が)降る五斗降らぬ五斗

写真は葉島

Hasima

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