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2018年7月

2018年7月30日 (月)

ばくりょう

糸島弁シリーズ三百十二。ばくりょう。
『ばくりょうさんの つれてった うまの えらいよーみえたとよ そいたら やっぱ さいごい そこんかわに ひきいれて あろーて みがきあげたとげな』「馬喰さんが連れてきた馬がずいぶんと良く見えたんだよ。そうしたらやはりそこの川に引き入れて馬体を洗って磨きあげたんだと」

それが商売のコツっちゅうもんですたいね。さて、ばくりょう。

【ばくりょう・ばくろう・ばくりゅう】牛馬の売買や周旋をする仲買人。牛馬の良し悪しや獣医的な見立てをした人。馬喰・博労などと書くようです。語源は伯楽(荘子などにみえる,中国周代にいた馬の良否を見分ける名人の名)からだそうです(大辞林)。
ちなみに、「志摩町史」の中に「五島などの市から買って連れて来ていた」という一文があります。

写真は櫻井神社で見かけたポニー。どっから来たっちゃろか。

Pony

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2018年7月23日 (月)

はしかか

糸島弁シリーズ三百十一。はしかか。
『かみつみ してったせいか せなかの えらい はしかか しゃつば かえらないかんめえ』「散髪をしてきたせいか背中がずいぶんと痛痒いよ。シャツを代えないといけないね」

【はしかか】チクチクして痒いこと。痛痒いこと。漢字を当てると「芒(はしか=のぎ)」。早い話がチカチカ(博多弁)することですたいね。
【芒(はしか・のぎ)】イネ科の植物の花の外殻にある針のような突起。

Mugi02

このトゲのチクチクから出てきた言葉でしょうね。

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2018年7月16日 (月)

ぴっちゃるい

糸島弁シリーズ三百十。ぴっちゃるい。
『そん かがみもちな ぴっちゃるすぎろうばい まちっと たこー まるめらな』「その鏡餅は平たくすぎないかい。もっと高く丸めないと」

あったかい餅な自分の重みでぴっちゃげるけんですね・・・というわけで

【ぴっちゃるい】平たいこと。平べったいこと。押し潰されてという意味が含まれとるようです。語源というか言葉の由来は「拉ぐ(ひしぐ)」「拉げる(ひしげる)」あたりから「しゃげる」「ひしゃげる」経由の変化・訛りやなかろうかと考えとります。

餅踏み用の餅(誕生餅)は最初からぴっちゃるかったです。

Mochifumi02

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2018年7月 9日 (月)

とのくる

糸島弁シリーズ三百九。とのくる。
『なしてか とのきてくさ あぐろーするっちゃばってん なーも でらんと そやけん なおさら きしょくんわるか』「どうしてか吐き気がしてきてね、吐こうとするんだけれど何もでない。だからなおさら気持ちが悪いんだよ」

【とのくる】吐の来る・・・と書くとでしょうや。吐き気が来る・吐き気がすること。
【あぐる】あげること。吐くこと。

いくらおいしか酒でちゃ何も食わんと漬物やらだけで何杯も呑んだりすると、そりゃ体に毒ですばい。吐の来るとも当たり前かも~。

Omachi

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2018年7月 2日 (月)

おりやう

糸島弁シリーズ三百八。おりやう。
『はいしゃの がりがりが えずーて いたかと がまんしとったら いつんまにか おりよーたとか いまは どうもなかと』「歯医者のガリガリ(歯を削る音)が怖くて痛いのを我慢していたら、いつのまにかの落ち着いて今はなんともないよ」

【おりやう・おりよう】折り合うこと。話や気持ちの調整がつくこと。病状が落ち着くこと。

歯痛だけは我慢せんですぐお医者に行った方がよかですよ。症状がひどくなるだけやけんですね。ほとんど歯抜けの自分の体験ですたい。こげな優しか愛しからしかお医者があるでっしょうが・・・。ほんと、良かネーミング!

Itosika

おまけ。この眼科が歯医者さんやったら、もひとつ上のグッドネーミングやったとにな~と。

Tanoshika

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