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2017年9月

2017年9月26日 (火)

唐人負い

糸島弁シリーズ二百六十八。唐人負い。
『こんごら いつけおびで おんぶも めずらしかばってん きょうな とうじんおいしとる ばあちゃん みたばい』「この頃はおんぶ紐でのおんぶも珍しいけど、今日はねんねこおんぶしているお婆ちゃんを見たよ」

【唐人負い】唐人=綿入れねんねこのこと。またその「ねんねこ」でおんぶすること。団塊世代のその親世代の日常は「いつけ帯=おんぶ紐」。寒い季節は「ねんねこ」で「五木の子守唄」状態やったごたります。

唐人からみでこげな写真を。「いくらなんでも人身売買はいかんやろ!」と、見るたんびに突っ込みたくなるような、福岡市地下鉄唐人町駅前の不動産屋さんの看板。

Zinsinbaibai

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2017年9月18日 (月)

いきざきおりざき

糸島弁シリーズ二百六十七。いきざきおりざき。
『あーた いきざき おりざき いわんと どこ そうつきよったとね』『しょうぼうののみごと』「あなた行き先も居場所も言わないでどこをウロウロしていたの」「消防団の飲み会だよ」

【いきざきおりざき】行き先居り先。先はどちらも先《ざき》と濁ります。先は行った場所、いつも居る場所の意味。行き先は共通語ですが、あまし居り先とは使われんごたりますね。方言の方言たるところです。

写真は白糸酒造の「可也」。酒米としては一般的な「山田錦」やないで、糸島特産の「雄町米」を使っちゃるとが特徴。もっとも味の違いはわかりまっせんでした。ははは。

Omachi

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2017年9月11日 (月)

こしこしと

糸島弁シリーズ二百六十六。こしこしと。
『このあつかとに こしこしと くさむしりやら ごせいがでますこと くたびれっしゃらんごと してくださいよ』「この暑いのに一生懸命に草むしりなんてがんばっていらっしゃいますね。疲れすぎないようにしてくださいね」

【こしこしと】腰を据えて、本腰で、一生懸命に、念入りに。このへんじゃ日常語ですが、他所(福岡以外)では使われとらん方言のようです。日本方言大辞典にも収録されとりません。語源は腰々?それとも「しこしこ」との混同?

「こしこし」と頑張らんといかんとが、これ。腰の痛さを畝の広さ・・・というやつですね。篠栗町民俗資料館でこっそり写させてもろーとります。

Issenise

佐賀の田植え歌の動画を見つけました。NHKのサイトでどうぞ~

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2017年9月 4日 (月)

てぼもち

糸島弁シリーズ二百六十五。てぼもち。
『なかだちていや きこえのよかばって てぼもち させられよる きもするとたいね』「仲介人というと聞こえがいいけど、カバン持ちさせられている気もするんだよ」

【てぼもち】手伝い、使い走り、従者、荷物持ち。「てぼ」は手籠や花籠。手網の意味もあるごたりますね。昔の時代劇で、お姫様の花摘みに腰元が花籠を持って付き添う・・・そんな場面があったようです。

写真は筥崎さんのお汐井てぼと「社家町米穀店」の特選ブレンド米。息子の嫁のお母さんのそのまたご実家さん(糸島在住ながら筥崎さんファン?)を訪ねたときの手土産です。

Osioiokome

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