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2017年8月

2017年8月14日 (月)

こっぱ

糸島弁シリーズ二百六十二。こっぱ。
『こっぱな みそおつゆい しょうか からあげい しょうか どっちも うまかけ なやむなー』「魚のあらは味噌汁にしようか。唐揚げにしようか。どちらも美味しいから悩むね」

【こっぱ】魚をおろして身をとった残りの頭や皮や内蔵など。語源は木っ端(木の切れ端木切れ)でしょうか。木の葉でしょうか。こちらも悩みますばい。小童《こわっぱ》なんてのはさすがになかですかね。

この近辺の魚名方言に「コッパグロ(小さなメジナ)」や「コッパガレイ(小さくて薄っぺらいカレイ)」ていうともあります。

写真は「志摩の四季」で仕入れたオコゼの身と諸々のコッパです。一応は自分でさばいたとですが、ところどころ料理バサミを使ってごまかしとります。

Okoze02

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2017年8月 7日 (月)

帯し

糸島弁シリーズ二百六十一。帯し。
『おびしい あたりに なしてか あせこの できてくさ かゆーてかゆーて きもんどころか あっぱっぱしか きられんと』「お腹まわりになぜかアセモが出来てね、痒くて痒くて着物どころかゆるめのワンピースしか着れないのよ」

【帯し】帯を締めるあたり、お腹や腰のあたりの意味。「精選版日本国語大辞典」によれば、帯し=帯縛《おびしばり》の略で「腰骨のすぐ上の、帯をしめるあたりのところ(色葉字類抄:1177-1181)」とあります。千年前の古い言葉がそんまま方言として残っとるとですね。なんか不思議な感じがします。
【あっぱっぱ】緩めのワンピース。簡単服。言葉としちゃ最近はあんまし聞かんごたりますが、服そのもんは今でも普通にありますね。

ちなみに、同じ仲間の「~し」に「横し」「縦し」がありますね。

櫻井神社の流鏑馬んときのお稚児さん。ちゃんと帯は締められたとかな。

Chigogyoretsu01

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