2018年5月21日 (月)

かむり

糸島弁シリーズ三百二。かむり。
『しょうわんはじめまで へたと かむりに わたしの あったて じいさんから きいたこつんある』「昭和のはじめまで辺田と加布里に渡し船があったと爺さんから聞いたことがあるよ」

【かむり】加布里の訛り。むくりこくり(蒙古高句麗:むりやりの意味)や朝鮮語となんか関係があるとかないとか・・・はっきりせんとですが、とりあえず。
渡し船については弁天橋の出来るまで寺山加布里間にもあったげなですね。

写真は寺山。

Terayama

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2018年5月14日 (月)

DVD版 いとしま学

糸島弁シリーズ三百一。いとしま。

今回は例文例会話なしで動画を楽しませてもらいましょう。糸島の小中学校の補助教材として制作された動画だそうです。けっこう知らんことばっかしで、とても勉強になります。

動画を載せるだけやけん、あんまし「糸島弁」「方言」とは関係なかろうね・・・と感じとったとですが、ちっとばかしアレっ?と思うところがありました。

語りの中で、「いとしまこうこう」やら「いとしまびと」というときは問題なかとですが、「いとしま」と単独で発音されるときのアクセントの位置がなんか気になってしようがなかったです。自分が訛りまくりやけん違和感持ってしまうとでしょうが・・・。

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2018年5月 7日 (月)

日和戻し

糸島弁シリーズ三百。日和もどし。
『うったち りょうしな かぜまかせ あんたたち ひゃくしょうな あめしだい せんばだきやら ひよりもどしで おおごとんごたるな』「俺ら漁師は風まかせ。あんたら百姓も雨次第で雨乞いやら晴天祈願で大変だな」

【日和戻《ひよりもど》し】晴天祈願。洪水などの雨被害がおこらぬように願う習わし。「せんばだき」は千把炊きと書くとでしょうかね。焚き物・稲藁千把?

先週の連休はじめに糸島唐津経由で佐世保まで走ったとですが、もう田植えの終わっとるとこのありました。今年の「潤いまんぐり」はどげんなるとでっしょうかね。

Sakasa_kaya

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2018年4月30日 (月)

かどのくち

糸島弁シリーズ二百九十九。かどのくち。
『かどのくちい ぼんじょうちん さげてきない まーだ あかるかけん ひな いれんちゃよか』「玄関に盆提灯を下げておいで。まだ明るいから火はつけないでいいよ」

【かどのくち】玄関。家の出入口。門の出入口。玄関と門の両方ともいうごたります。共通語で門口《かどぐち》。
酒屋の店頭で呑む酒を角打《かくうち》て言いますが、この角打の「角」はまさにこの「門口・角口」から来たとやないかと考えてます。本題から外れますばって、角打ちについてはこっちで詳しゅう能書き垂れしとります。

うちんとこの地区の「送り火」はこげな感じです。

Boncyochin

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2018年4月23日 (月)

のごう

糸島弁シリーズ二百九十八。のごう。
『あせば のごうただけじゃ なーも すっきりせんばい ここな やっぱし あせながしやな』「汗をぬぐっただけじゃ何もすっきりしないよ。ここはやはり汗流し(のビール)だよ」

【のごう】拭《ぬぐ》うの古語表現。「日葡辞書(九州方言→ポルトガル語対訳辞書:1603年」にも、nogooで収録されとりました。汗を拭くこと。
手拭《てのごい》はまだ少数ながら年寄り世代にゃ残っとるごたりますが、拭《のご》うの方はほぼ消滅寸前やなかでしょうか。そもそも「拭《ぬぐ》う」という表現そのもんも、ただ「拭《ふ》く」にとって代わられとるようです。
【汗流し】ビール、ビールを呑むこと。

前回もビールネタやったですね。ははは。普通のビールもグラスに注げば高級っぽく見えますね。

Nicegrass

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2018年4月16日 (月)

出し替え

糸島弁シリーズ二百九十七。出し替え。
『きんのう となりのあんしゃんと すぎのやさい じびーる のみいったとき こぜんの のーて だしかえて もろーとったもんやけん さっき かえし いったら ありゃ ばちかぶって やったとて うけとんしゃれんやった』「昨日、隣りのあにさんと杉能舎にビール飲みに行ったときに、小銭がなくて立て替えてもらっていたので、さきほど返しに行ったら『あれはご馳走してやったんだ』と受け取ってもらえなかったよ」

例会話文が長すぎ・・・はは。

【出し替え】立て替え。立て替え金のこと。
【罰被る《ばちかぶ》る】基本的には罰が当たることですが、ここでは責任を負うという意味で「奢る・ご馳走する」意味。

写真は糸島人からのお歳暮。杉能舎地ビール。いつもおいしゅう飲ませてもろーとります。

Suginoya_beer

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2018年4月 9日 (月)

たあらご

糸島弁シリーズ二百九十六。たあらご。
『よーきく はなしじゃ あるっちゃが たあらご さいしょい たべたひとな たいがい どきょうの いったろな』「よく聞く話じゃあるんだけれど、ナマコを最初に食べた人は相当度胸がいっただろうね」

まぁ、それを言うたら、鮟鱇でもウナギでも同じごたる気はしますね。

【たあらご】ナマコのこと。直接的にはナマコが俵の形をしとるから・・・ということでよかとでしょうが、ここでの俵は束子《たわし》のことと考えたかですね。それも、今のブラシタワシ・亀の子束子風のものでなく、昔の藁束子《わらだわし》のこと。藁綯い→藁の手綯い→手藁《てわら=たわら》・・・な~んてくさ。

「志摩の四季」で買ーてきた大ナマコ。

Akanamako01

もいっちょ。酒ん肴を。酢ナマコと左は大根おろしと和えたもんです。

Akanamako02

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2018年4月 2日 (月)

しんめら

糸島弁シリーズ二百九十五。しんめら。

『さかやん たいしょうな ごたいな ふとかばって あんひとな しんめらで けえがれさん』「酒屋のご主人は体は大きいけれど、あの片は見掛け倒しで気が小さいんだよ」

【しんめら】見掛け倒しのこと。志摩町史で見つけるまでまったく知らんかったし、どこから来た言葉か由来も語源もわからんとですよね。
むりやりなんかにこじつけようしたら、かろうじて「身命裏」と、あといっちょ中身が見えたという意味で「真(心)見あり」くらいですか。
【けえがれさん】貝殻さん。貝がすぐ蓋を閉めて閉じこもることに例えた「小心者」の意味。

いっつも食いもん写真でご勘弁。

Asari_butter

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2018年3月26日 (月)

いぎす

糸島弁シリーズ二百九十四。いぎす。

『うちゃ こどもんころの かみのけな いぎすでくさ やーいいぎすあたま おきゅうとぐさーて よー からかわれよったつ』「私は子供のころ髪の毛が縮れ毛で、やーい海藻頭、おきゅうと草とよくからかわれてたよ」
いまは「天然(パーマ)でかわいかね~」という言われる時代ですもんね。で、その「いぎす」。

【いぎす】縮れ毛、縮れ髪のこと。おきゅうと草とからかわれるのも当然で、辞書的にも「紅藻類イギス目の海藻:。食用。寒天の混和物・糊(ノリ)の原料として利用する(大辞林)」とあります。

ただ個人的な感覚としては、「おきゅうと」の原材料は「おきゅうと草」だけというとが基本で、「いぎす」は混ぜもん・増しもんやろて思うとります。
また人間の髪の毛(縮れ毛)という意味では、もう団塊世代より下には意味が通じんっちゃなかでしょうかね。

「志摩の四季」や「伊都菜彩」あたりでおきゅうと草を見かけると、たまに自製しとります。

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2018年3月19日 (月)

けごい

糸島弁シリーズ二百九十三。けごい。
『うまれたときにゃ くまんこか うりぼうんごと けごいか ややさんやったが まー うつくしゅうなんしゃって』「赤ちゃんのときは熊の子か猪の子みたいに毛深い赤ちゃんだったけど、こんなに美しくなられて」

褒められよるとか、けなされよるとかわからんごともありますが、さて「けごい」。

【けごい:毛濃い】毛深いこと。「毛濃《ご》い」はともかく、「毛濃《ご》ゆい」は共通語とばかし思うとりましたが、辞書にも収録されとらんしネット検索でも引っかからんとですね。おもしろか組み合わせですたいね。

あんまし適当な写真のなかったけん、熊の子からみでこげな動画にリンクはっときました。この「まんが日本昔ばなし」を見よった子たちも、もうすぐ40歳ですばい。親が歳取るはずですたいね。

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2018年3月12日 (月)

あかし

糸島弁シリーズ二百九十二。あかし。
『とうゆや がすな かねのかかるけん あかし ひろーてきて もやしよるっちゃが こんごら まきすとーぶやら おしゃれですねー げな』「灯油やガスはお金画あかるから薪を拾ってきて燃やしてるだけなんだけど、最近は薪ストーブとかおシャレですねーだって」

インスタ映えというヤツですかね。そういう時代なんでしょう。さて「あかし」

【あかし】薪《まき・たきぎ》のこと。語源は「あかし(明・灯・燈・証)=ともしび・あかり。とくに神仏に備える灯明・ろうそくのこと(精選版日本国語大辞典)」で、その材料ということでよかろうて思うとですが、いつもながらの「こじつけ」をひとつふたつ。
1:木材の中心部分を赤身赤太、周辺部を白太ともいうとですが、そのへんからの類推で赤芯。
2:薪として最高なのは赤樫という説もあるようで、その赤樫の略。

しかし、それにしても薪というとは生活に直結しとったせいか、この付近だけでも薪を意味する方言がいくつかあります。「たきもん」「きんめぎ」「割木」「柴太・柴焚」などなど。

写真はけっこう昔の写真ですが「糸島手作りハム」さんの薪ストーブ。

Makistove


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2018年3月 5日 (月)

はざかる

糸島弁シリーズ二百九十一。はざかる。
『こえびん からあげくらい あたまごと かぶりつきゃ よかやないか わざわざ はずして くうやら みたむなか』『そう いうたっちゃ はざかるっちゃもん』「小海老の唐揚げくらい頭ごとかじりつけばいいじゃないか。外して食べるなんてみっともない」「そういうけど歯に挟まるんだもの」

前回の「狭町」に続いて今回も「狭」編です。実はこの例文は実話でして、自分が小海老を揚げたとき、うちんとの食い方が気に入らんでクレームつけたとですよ。そしたらその返事が「はざかる」やったわけです。

【はざかる】隙間(狭いところ)に物が挟まること。ここらあたりのごく普通の日常的な方言ですばって、実は自分はなしてか共通語の「はさまる」しか使ったことなかとですよ。それで、うちんとの「はざかる」方言に、「お~聞いたと何十年振りやろ?」でした。これも消滅語に近いとかもしらんですね。

これがその小海老唐揚げ。夫婦喧嘩の原因になるとこでした。ははは。

Sibaebi01

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2018年2月26日 (月)

せまち

糸島弁シリーズ二百九十。せまち。
『たんぼの はしの みえんが これでん せまちな たいがい ひろーて たまがるやな』「田んぼの端っこが見えないけれど、これでも挟町なのかい。ずいぶんと広くてびっくりするよ」

【せまち】狭町。狭地。田んぼと田んぼに挟まれた田んぼ。田の一区画。
例文のごと広い土地やと「狭町」や「狭地(せまい地)」と書くとは間違いのごと思えて、どっちかていうと「畝町・畝地」の方が良かごとありますね。いろんな国語辞典でもたいてい「狭町?畝町か?」と断定しきっとらんごとあります。
また日本国語大辞典では「田地の一区画の面積の称。のち畝と同じく一段の十分の一の地積を示すこともあった」とも書いちゃりました。

Hiyama_taue

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2018年2月19日 (月)

くだけ

糸島弁シリーズ二百八十九。くだけ。
『いくら くだけっちゅーたっちゃ とりんえさい すりゃ ばちかぶろーたい やっぱし にんげんさまが くわにゃいくめえ』「いくら砕け米といったって、鳥の餌にすれば罰が当たるだろうよ。やはり人が食べるべきだよ」

【くだけ】砕け。砕け米の略。実りが悪かったり、精米の途中で欠けたりした米のこと。ただ今では最初から「飼料用米」として生産する農家もあるげなですね。TPPにしろ何にしろ、このお国の農業政策は首尾一貫しとらんし「弱い者いじめ」にしか思えんことが多すぎるっちゃなかでしょうかね。

写真は、もち粉で太宰府さんの焼き餅を真似てみたときのものです。けっこううまかったですよ。



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2018年2月12日 (月)

つえる

糸島弁シリーズ二百八十八。つえる。
『なんな そん はなん あたまな』『でけもんの つえて しもーて うみのでて あなぼこい なっとると いとーて たまらん』「なんだよその鼻の頭は」「おできが潰れてしまい膿がでて穴になっているんだよ。痛くてたまらないよ」

【つえる・つゆる】潰れること。つやすは潰すこと。言葉の由来としては
、「費(つい)やす」という意味からやなかろうか・・・と。消費する→費やしてしまう→つぶす(滅ぼす)→ハリで突いて潰瘍を潰す(かいようをつぶす)という流れやなかでしょうか。いつもの当てっぽすです。
日葡辞書(九州方言→ポルトガル語対訳辞書:1603年)にも「tacara uo tçuyasu(たからをつやす:財を費やす)」という形で収録されとる古い言葉のごたります。

Before_mamusi

傷跡の養生にはよかかも~。もう今は「温泉」の名称は使いよんしゃれんごたりますね。だいぶ昔の写真ですたい。

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2018年2月 5日 (月)

とおし

糸島弁シリーズ二百八十七。とおし。
『なしてか めのさえて いっちょん ねむれんもんやけん とおし わらすぐり しよった』「どういうわけか目が冴えてひとつも眠れないものだから、一晩中ずっと藁すぐりしていたよ」

【とおし】通し。最初から最後まで通して・・・の意味。ずっと。その間中ずっと・・・。
【わらすぐり】藁の袴《はかま》とり。なんでもこの藁選りの手間がかかる、時間が惜しい、金にならん・・・ということで選り手が減った結果、某有名な蒲鉾屋さんの「すぼ」が品不足になり、「すぼつき蒲鉾」が生産中止になったり、挙句は「すぼ」がビニールやナイロン製こ変更になったという話を聞いたことのあります。

写真は櫻井神社でのしめ縄綯い。

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二見ヶ浦のしめ縄つくりの一コマ。

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2018年1月29日 (月)

てしと

糸島弁シリーズ二百八十六。てしと。
『おりゃ せんどしおいの まつったーる せっかくやけん てしと ふりかくって みい きよめときない』「あれ、千度汐井が祀ってあるよ。せっかくだからしっかりとお汐井振りかけて身を清めときなさい」

【てしと】しっかりと。きちんと。確実に・・・という意味。どこから来た方言かよー分からんとですが、とりあえずいつもの当てっぽすしときます。
確実の確という字が頭について「たしか・たしやか」と「しっかり・しかり」という二通り言葉遣いがありますが、この二つがごっちゃ混同されとっちゃなかろうか・・・などと推理しとります。

写真はたぶん老松神社の千度汐井かと?

Oimatsuzinzi

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2018年1月22日 (月)

なぐれる

糸島弁シリーズ二百八十五。なぐれる。
『よめご のーならかいて だいぶ なぐれとったげなやが  こんごろな まいにち たんぼに でよーて おやっさんも あんしん しとんなった』「嫁を亡くしてずいぶんとグレていたらしいけど、この頃は毎日たんぼに出ていると親父さんも安心していたよ」

後より(後添い)さんを見つけちゃるとよかですよ・・・というわけで、

【なぐれる】ぐれること。生活が乱れること。堕落。
横殴りの「なぐる」から来た言葉のようで、真っ当な道を外れる・横道にそれること。なぐれ者でその人。似た表現で、度紛れ者・度外れ者・横行き者・・・といっぱいありますね。

Mugi_kaya

こんくらい手が入っとるなら上等ですたいね。

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2018年1月15日 (月)

たぶそ

糸島弁シリーズ二百八十四。たぶそ。
『さかぐらびらきで なかみしてもろーたっちゃが たぶその ふとさに たまがったやね』『そうたい もし おけんなかに おてこんだら ほんなごと さけに おぼれるごたーもんな』「酒蔵開きで蔵の中を見せてもらったんだけど、あの醸造桶の大きさにはびっくりしたよ」「そうだね。もし桶の中に落ちたら本当に酒に溺れそうだよ」

酒に溺れりゃ本望・・・という気もしますがね。さて「たぶそ」。

【たぶそ】醸造用の大桶や大樽のこと。「だうす」「だぶす」とも言うごたります。この方言はどう考えても「桶」にも「樽」にも結びつかんもんで、どこから来た言葉かまったく見当もつかんかったとですが、「筑後方言辞典(松田康夫:久留米郷土研究会)」になるほど!という語源説が記述されていました。

以下引用◆【だぶす】大臼《だいうす》の転か。「だうす:酒を醸す大桶。臼といふは、もと酒を臼の中で醸したるよりの慣用語なるべし」◆

Agezoko03

写真は酒問屋のゴミ捨て場に見つけた一斗樽ですが、

Agezoko02

樽ん中が上げ底になっとるとは知らんかったです。まぁ酒樽で溺れんでもよかばってん、行水くらいできたら幸せやろな~と。ははは。

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2018年1月 8日 (月)

たくね

糸島弁シリーズ二百八十三。たくね。
『おせちん たくねな こうはくで よかですか それとも やっぱし しゅんかんば たのーどきますか』「おせち用の蒲鉾は紅白でいいですか。それともやはり飾り蒲鉾を注文しておきますか」

「さくらい方言集と歴史(桜井を語る会・桜井振興委員会編)」で見つけるまで、まったく知らん言葉やったです。

【たくね】お祝い用の蒲鉾のこと。語源というか言葉の由来はどこにあるとでしょうかね。手こね?手繰練《たぐりね》る? もうひとつ、衣服が折れ重なる意味の「たたくれる」とも、どっかでつながっとる気がせんでもなかですね。

【春冠】これも祝い用蒲鉾。基本的には結婚式用の飾り蒲鉾のこと。春冠・・・については、「へっぱくBLOG」の方で詳しく書いとりますので、よろしければそちらを読んでもろーたら嬉しかです。

写真下左が紅白蒲鉾。

Takune01

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