黒棒
新博多弁?シリーズその九。黒棒。
『ちゃのこに くろぼうのあるけん ちっとよこーていきないや』『おおきに だいこうぶつたい ばってん たべたら すぐはざかるけんね それがこまりもんたい』「お茶請けに黒棒があるから少し休んでいきなさいよ」「ありがとう。だけど食べるとすぐ歯に詰まるから、それが困り物だよね」
【黒棒】黒砂糖味のパン・ビスケット菓子・・・みたいな定義でよかとかな。黒棒は全国的な菓子で、方言的要素のあるやら、ちらっとも思うとりませんでした。前回の「うまか棒」ネタんときにいただいたコメントで、ちょっと調べてみたら、「え~っ!地元の菓子かい?!」でした。おきゅーとさん、おおきにありがとうございました。
ネットで見た限りじゃ、九州出身の全国区菓子という感じですかね。それも久留米や八女あたりが主産地・主要メーカーのごたります。ほんと知らんやったばい。黒棒の詳細はいつものごとWikipediaでどうぞ。
【ちゃのこ】お茶請け。お茶菓子。間食。元々は農家用語で朝飯の前に仕事をするときとった簡単な食事。ここから「朝飯前」とか「おちゃのこさいさい」などという言葉が派生してきとるとでしょうね。
【はざかる】博多弁としては、歯と歯の間に食べたものが詰まること。一般的には物と物の間に物が挟まること。語源は古語の「はさかふ」。「塩魚の 歯にはさかふや 秋の暮」(荷兮:かけい)なんて句が広辞苑に載っとりました。
また関連して博多弁には「はざぐい:狭食い(間食)」なんて言葉も残っとります。
んでは、本日のネタ写真は(前述の)八女の野田製菓の黒棒。昔んころに食いよった黒棒に比べて、ずいぶんと上品な味になっとりました。
| 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)




最近のコメント