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2019年7月15日 (月)

かつれご・かつれ。

未収録語シリーズ四百五十三。かつれご。かつれ。

『あーたたちな なして そげん たべかたの きちゃなかとかいな いっぺん ちゃーんと かつれごの はなしば きかしちゃろうかね』「あなたたちはどうしてそんなに食事の仕方が汚いのかしらね。一度しっかり飢えた子たちの話を聞かせてあげようかね」

【かつれご】飢えた子と人。食事が普通に取れない子と人のこと。餓《かつ》える・飢《かつ》えるの訛り。

飢えた子たちの話というのは大昔の話です。享保の大飢饉のときに、餓えた人々がいろんな場所から、炊き出しの行われていた博多まで、一人では行き倒れの恐れがあるため、皆で「つんなんごう つんなんごう 博多の町まで つんなんごう」と歌いながら歩いて行ったげなです。このときの餓死者を供養する「飢人地蔵」が川端や千代町などに建てられとります。 写真は川端んとです。

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コメント

>「かつえろう」
かつれ子と一緒のごと、郎で、飢え郎で、擬人化というか、そげな表現になるとでしょうか。
それともは別の当てる漢字のあるとかどうか。やっぱ方言は奥が深かですね。
おかげさまで、博多の「かつえゆうろう=餓え幽霊」ていうとば思い出しました。

>若い人が来ん
農村部漁村部ともに、どっこもその傾向があるとのごたりますね。年上目上から教わることもいっぱいあるとでしょうがね。

投稿: MISTAKER | 2019年7月16日 (火) 05時04分

今晩は。昨日はお宮の夏ごもりが有りまして酒ば「かつえろう」のごと呑んで同年代の昔なじみと話がはずみました。只、若い人がほとんど来とらんやったとで先が気いなっとります。

投稿: jinndayuu | 2019年7月15日 (月) 21時47分

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