博多の食いもんシリーズその七十九。おかちん。
『もちふみん もちば たのみーいったら せんきゃくに おとっしょりの おんなってくさ ひさしかぶりい おかちんて いいよんなるとば きいたやね』「餅踏みの餅を注文しに行くと、先客のお年寄りがいらしてね、久しぶり(おかちん餅)とおっしゃるのを聞いたよ」
【おかちん】餅、御餅のこと。もともとは女房詞で「搗飯《かちいい》」のこと。「搗《かち》=餅搗《もちつき》」の「搗き」ですたいね。これはもしかしたら博多部の言葉やないで福岡弁(福岡城下)やないかとも想像されます。
写真は搗きたて餅。
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