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2018年10月22日 (月)

ほいと

未収録語シリーズ四百二十一。ほいと。
『なして ほいとんごと がっつき たべよるかい めしつぶば とびちらかいてから』「どうしておもらいさんのようにがつがつとむさぼり食べてるのかい。飯粒を食べ散らかして」

親父からこんな感じでよー「がられ」よりました。こうした今では聞かない使われない差別語も日常の会話に普通に出ていました。

【ほいと】乞食。ものごい。似た表現におこもさん。五木の子守唄に出てくる「かんじん」。
今回辞書を引いてはじめて知ったとですが、漢字やと陪堂と書くらしかです。
【陪堂】禅宗で僧堂の外で食事のもてなしをすること。このへんから他人に食事を施すこと→物乞いと変化してきたとのごたります。

ちなみにいつもの「日葡辞書(九州方言→ポルトガル語対訳辞書:1603年」にもIunreini foitô《巡礼に陪堂》と記載がありました。

Jyunrei

写真は映画「砂の器」のDVD表紙。

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