がち
未収録語シリーズ三百九十七。がち。
『おまやぁ ほんなごと くちさきばっかし いうことと することな がちもがち しまいにゃ だれも あいてせんごとなるぞ』「お前はほんとに口先ばかり。言うこととすることが反対も反対。そのうち誰も相手しなくなるぞ」
地下鉄の中で前に立った若い人たちの会話「マジ?ガチ?(本当・間違いない?)!」を聞きよって、そういや博多弁にも「がち」があったな~と思い出した次第。
【がち】反対。食い違い。ガチンとモノがぶつかって反発し合うとこから来た言葉でしょうかね。
似たような意味と発音の博多弁もまだいろいろあります。「がちゃぽん」「あちゃぽん」。混ぜこぜになる意味もありますが、傘が強風で裏返し反対を向く「ちゃんぽん」。相手と互角の意味の「がっつりあう」「かちあう」などなど。
写真は適当なもんがなかったけん、こげなと。表といや裏、白といや黒というわけで・・・
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