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2017年12月25日 (月)

ぎんたい・ぎんにゃ

未収録語シリーズ三百九十。ぎんたい・ぎんにゃ・ぎ。
『おおかぜの ふいた げんたい やねやら とんで しまわんかいな』「大風が吹いたら屋根なんか飛んでしまうんじゃないかな」

上の例文は大昔(もう二十年近く前)の文章ですが、最近になって、この自分が書いた(そして日常的に使う)「げんたい」は少数派で、「ぎんたい・ぎんにゃ」の方が訛りとしては主流やないかと思えてきとるとですよ。

【ぎんたい・ぎんにゃ】・・・したら・・・すると。主として悪い結果が予想されそうな時に接続詞として使われることが多かようです。

この「げんたい」の語源は縁起・由縁という意味の「卦体《けたい》」か。あるいは懈怠ゆえの因果応報か・・・みたいな強引な解釈をしとったとですが、これが「ぎんたい・ぎんにゃ」なら、また違う考え方もできそうです。

古語に、なるほど・もっともである・・・という意味の「実に実に《げにげに》」「実に実にし《げにげにし》」というとがあるとです。また博多弁には「げなげな話」ていうともあるでっしょうが。

このへんの「げにげに」「げなげな」と元々の「げんたい」が混同され《ごっちゃ》になって「ぎんたい」になり「ぎにゃ」と訛っていったような気もしています。いつもとおりの当てっぽすですばってんね。

写真はお櫛田さんの「ぎんにゃ」。こちらは好結果をもたらす縁起物ですたいね。

09nengazyo

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