未収録語シリーズ三百八十二。よりとり。
『てぐすと はりすの あいだにゃ よりとり いれとかにゃ すぐ おまつり してしまうばい』「道糸(釣り糸)と鉤素(ハリを結んだ糸)の間に縒り戻しを入れておかないとすぐに絡んで釣りにならないよ」
【縒りとり】竿先やリールからの釣り糸と鉤素の間でそれぞれを結んでお互いの縒りをとる仕掛けの一つで金属環になっとります。一般的には縒り戻し・猿環《さるかん》・スイベル。「縒りとり」は浦言葉で方言。
写真が「縒りとり」。「みどりや仏壇店」の古いラジオCMではないですが、「縒りとりは選り取り見取りある」とです。
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