博多の食いもんシリーズその六十一。およごし。
『よかとしこいた おいさんが おなごんごと およごしやら いうたら おかしかばい ぬたえて いいない』「いい歳をしたおじさんが女のように(およごし)なんて言うのはおかしいだろ。ぬた和えと言えよ」
【およごし】ぬた和え。魚や野菜を酢味噌で和えたもの。共通語の「よごし=ぬた和え」に「お」が頭についた女房詞で方言。上品な表現じゃあります。
【ぬたえ】ぬた和えのこと。博多弁。「ぬたえ」の方が博多ことばとしても一般的かもしらんですね。
イカゲソ・茗荷・きゅうりの酢味噌和え。
コメント
そげんです。分葱でもよかし、ちょっと太めの青ネギでもできますね。こげな昔からあって誰もがつくりよった食べもんは懐かしかでしょうね。ばってんが、なかなか海外じゃ材料のそろわんとでしょうね。
関係なかですが、メジャーリーグのブルージェイズにせっかく宮崎出身の青木宣親《のりちか》ていう選手が入ったとですが、ほんのちょっとでクビになりました。残念なこってす。
投稿: MISTAKER | 2017年8月31日 (木) 16時50分
ぬた和え、て言いよりました。「およごし」つて言いよんしゃ人もおられたです。春先に分葱のごたーネギの「ぬた和え」は忘れられんとです。
投稿: hanazono | 2017年8月31日 (木) 14時27分