おっか・ちっか
未収録語シリーズ三百七十三。おっか。
『おっかばばさんと ちっかばばさんの ふたんで なかよー あるきよんなった』『そげんそげん あっちゃ としよりばばさんの ほうが げんきかごたる』「曾祖母さんと祖母さんが二人で仲良く歩いていらっしゃったよ」「そうそう、あちらのお宅はひいおばあさんの方が元気みたいね」
【おっか・ちっか】大きな、小さな。歳上の、歳下のの意味。おっかばばさんで曾祖母《ひいばあちゃん》。ちっかばばさんで祖母《ばあちゃん》。
【としよりばばさん】「年寄り」を上につけると、「年寄りの方の婆さん」の意味で曾祖母。いろんな表現があって、家族構成をよく知らんとけっこう判別に苦しむことのありますね。もひとつおまけ。こういう表現もあります。
【おっかんちゃん】大きな兄《あん》ちゃん。「ちっかんちゃん」で小さい方の兄。おっか姉《あね・ねえ》ちゃんの方は省略できんで、そんまま「おっかねえちゃん」。
では、おっかさんと、その子のおっか・ちっか姉ちゃんたち。
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