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2017年5月15日 (月)

ニオ乾し

未収録語シリーズ三百六十五。ニオ乾し。
『ほうらくまんじゅうに ならんどったらくさ あんまめは におぼしするて かいちゃったっちゃが どっから きた ことば やろかね』「蜂楽饅頭に並んでいたら、餡こになる豆は「ニオ乾し」にすると書いてあったんだが、どこから来た言葉だろうね」

・・・というわけで、博多弁というわけでもないとですが調べてみました。

【ニオ乾し】もともとは稲の乾し方やったごたります。その稲の干し方がそのまま北海道では豆の干し方に転用されたとやないかと想像しとります。

さて語源はというと、まずは「へっぱくBLOG」流のダジャレ説をふたつ。
1:担《にな》う(稲負う・荷負う)乾し。
2:稲覆《おお》う・荷覆う乾し方。稲小積み・稲ぼっち・藁ぼっちのことですたいね。

学術的文献的には以下のとおり。
1:刈稲を円錐形に高く積み上げたもの。稲叢《いなむら》。稲堆《いなにお》のこと。その略(日本国語大辞典)。
2:新穂《にほ》の転(日本方言大辞典)。
3:
新嘗のこと。その堆積場所。吉凶を占うこと。(海上の道:柳田國男:青空文庫)。同書の「稲の産屋」の章に、◆稲村または稲積というものの各地の方言が数多く集められてい た際に、現在なお行われているニホ・ニョウその他これに近い色々の名称は、或いはこの新嘗のニヒではあるまいか◆とありました。

Nioboshi

博多駅「Tジョイ博多」の地下一階、博多阪急の入り口近くに新らしゅう「店」が出とりました。

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