てすりこんぼう
未収録語シリーズ三百五十六。てすりこんぼう。
『まちっと やすうならんかいなて てすりこんぼうして たのーだばってん まけちゃんなれんやった』「もう少し安くなりませんかと平身低頭して頼んだけれどもおまけしてくれなかったよ」
何を買おうしんしゃったっちゃろ・・・というわけで、てすりこんぼう。またまた木材の話・・・ではなく、階段の手すりを棍棒でつくるとではなかとです。
【てすりこんぼう】平身低頭して頼み事をすること。漢字を当てると「手擦懇望《てすりこんもう》」でしょうか。手摺りは懇願や謝罪のために手を擦りあわせること。懇望はひたすら願うこと。熱心に希望すること。
まぁ平身低頭するともよかばってん、願い事はこんくらいのとこで納めとくとが無難かもしらんですね。太宰府さんの「幸せの黄色いおみくじ」。
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