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2017年2月27日 (月)

ぼくと

未収録語シリーズ三百五十五。ぼくと。
『さいしょの やきゅうばっとは おやじが ぼくとーば けずって つくってくれたやね』「最初の野球バットは、おやじがこん棒を削って作ってくれたよ」

昭和30年代はじめの実話です。しばらくして買ってもらったグローブは布製だった気がします。自分ら団塊の世代は下手も上手もみんな野球少年やったような気がします。さて、ぼくと。

【ぼくと】木の棒。棍棒、天秤棒。語源は木刀《ぼくとう》としとる方言本も多いとですが、自分は朴太《ぼくた》から来たとやないかと想像しとります。「朴(加工していない木)+(丸太の)太」。ちなみに「太《た》」は太刀の太なんで、結局は同じところに行き着いとるとですが。

また博多弁に似た意味の言葉に「ぼくたん棒」というとがあるとですが、これとも関係しとりそうです。こちらはもう10年ほど前に写真とともに詳しく書いてここに載せとります。 その後、「棒手棒」「焼け木杭《ぼっくい》の木杭」「棒杭《ぼうくい》」とも関係しとりそうな気がして来て、一度手にした「ぼくと」は木々に紛れて森の中・・・状態ではあります。ははは。

youtube動画の「いもがらぼくと」です。なんでも里芋の茎でできた刀のことで、力強くて男らしいがお人好しという意味らしかです。

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