きぜわらしい
未収録語シリーズ三百五十一。きぜわらしい。
『くれしょうがつて ずーと きぜわらしゅうて まわり みることの なかったが もう ぼちぼち うめの さきだすばいな』「暮正月とずっと気ぜわしくて周囲を見ることがなかったけれど、もうそろそろ梅の花が咲きはじめるんだね」
【きぜわらしい】せわしない、落ち着かないこと。共通語で「気ぜわしい」こと。その「気ぜわしい」の訛りと混同。・・・書いてしまえば、それまでのことですが、とりあえず、いつものように能書き垂れときます。
気分が忙《せわ》しいこと。似た表現で「きぜからしい」。こちらは気分が急《せ》からしいこと。どちらも「忙しい」「急く」に「おおきなお世話でうるさかな~=世話らしい」という気分が入っとるごたりますね。
もうしばらくして、太宰府さんか糸島小富士梅林でもゆっくり訪《たん》ねて来んしゃるとよかですよ。
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