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2016年11月28日 (月)

やら~ん

未収録語シリーズ三百四十三。やら~ん。
『その おはじき きれいかね~ いっこで よかけん あたしい やら~ん』「そのおはじききれいね。一個でいいから私にくれないかしら」

【やら~ん】やるやらん(与える与えない)の否定形になっていますが、意味的には要望依頼文で尻上がりに発音します。「やらん」の要望依頼なら「与えないで」「あげないで」になるはずですが、そこが博多弁の面白いとこで、与える方でなく貰う方、いただく意味に逆転しています。つまり例文では「くださいませんか」「ちょうだいよ」とお願いしているんですね。二重に屈折した方言というべきでしょうか。

写真は石村萬盛堂で買った「博多おはじき」と祇園饅頭。かわいかですね。

Ohajiki03

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コメント

> 英語の使い方と同じ
ああ、I'm comingってやつやったですね。そげんそげん。

やっぱし高校くらいんときに、九州弁の「ばってんは but then ばい!」て、よーバカ言いよりました。

それからこれは最近気づいたことをひとつ。博多の「祝いめでた」の歌にも出てくる「櫛田の銀杏(ぎなん)」にまつわる与太話。

「ぎんなん」をローマ字書きすると「ginnan」ですが、この「ginnan」の綴りやと、英語圏の外人さんは博多っ子と同じで「ぎなん」と(訛って?)発音するっちゃなかでしょうかね。channelは「ん」なしで「ちゃねる」、 tunnelは「と(た)ねる」のごたーしですね。このへんも面白かな~と。

投稿: MISTAKER | 2016年12月 2日 (金) 16時49分

博多弁の「来る」と「行く」の使い方は面白かと言うか、英語の使い方と同じで、やもんやけん、これだけは英語で苦労せんですみました。

投稿: hanazono | 2016年12月 2日 (金) 14時25分

「一本やり~って何ばや。黒田節の槍じゃなかとばい!欲しいなら売っちゃろうか。一本十円」
高校三年ん時のタバコ一本のやりとりでした。ははは。

「やり~」もわかりにっかですが、「千代紙やんしゃーかいな」「あんたにゃやんしゃれんめー」やったら、他所のもんにゃなおさら理解できんでしょうね。

「お前、明日、おれんがい、来るとや」「うん来る来る。来るけん待っとって」の行く来るの逆転と同じごたるもんですね。博多弁は面白かです。

投稿: MISTAKER | 2016年12月 1日 (木) 17時56分

「あんたくさ、クリスマス用の包装紙やなんやかや使う?、使うんやつたら、やろ~か」「そげん持つとうと、そんなら、やり~。」 当たり前に使いよりましたばつてん、他所の人は分かりにくかでしょうね。

投稿: hanazono | 2016年12月 1日 (木) 12時00分

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