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2016年9月12日 (月)

放生会(ほうじょうや)

未収録語シリーズ三百三十七。放生会(ほうじょうや)
『なあなあ なして ほうじょうえと かいて ほうじょうやて よむとかいなね』「ねえねえ、どうして放生会と書いてほうじょうやと読むのだろうね」

【放生会(ほうじょうや)】春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならび博多三大祭りに数えられる筥崎宮放生会は「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭り・・・と、筥崎宮公式HPには載せてあるとですが「え→や」の理由はやっぱし書いてなかとです。というわけで、改めて「え→や」の理由を考えてみろーかとしよります。

まずは漢字の「会」は「かい」「え」「あ・い」「あ・う」ぐらいしか読みようがなかですね。例外的なとこじゃ、博多じゃおなじみの「直会(なおらい)」ですか。

「会=合」とするなら、「寄り合い(よりあい)→よりやい」「寒合い(かんあい)→かんやい」と訛るとですが、これは「あ→や」ですもんね。どうも漢字の会が頭にあると先に進めんようです。

では、漢字じゃないで、「え→や」の訛りを音だけで考えると、こちらは簡単に具体例が見つかります。例えば、「遊ぼうえ=遊ぼうや」「食おうえ=食おうや」「見ばえ→見ばや」「分け前→分けまや」「買えば→買や」「せれば→せりゃ」などなど。見栄えがでたとこで、もひとつ例外で「え→ゆ」もありますね。「枝も栄えりゃ→栄ゆりゃ」。

まぁ単にしゃべりやすいごと「え→や」に勝手に言い換えよるだけのような気もします。こんくらいのことしか思いつかんですんまっせん。まさか、放生会は夜に行くけん「放生夜(ほうじょうや)」て言うたりして・・・ははは。

「こげな由来説はどげんね」というのがありましたら、どうぞご教示お願いいたします。

Cyanpon

写真は「ちゃんぽん」。だいぶ昔に「筥崎さん」に夜明け前から並んで仕入れたもんです。毎年ニュースになるたんびに「おはじき」も欲しかな~とは思うとですが、もう並ぶ根気がなかごたります。

ついでに「博多どんたく写真集」なんぞご覧いただければ幸いでございます。

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コメント

自分はそれこそ箱崎の浜部の網屋立筋というとこの生まれやけん、やっぱし他所ん人とは思い入れの違うとこがありました。まぁそれでも30歳くらいまででしたか。結婚してからは正月のお参りも放生会もあんまし行かんごとなりました。
しかし、さすがに思い出はいっぱいありますね。「何杯飲んでも10円ジュース」「東京ケーキ」「オートバイの曲芸乗り」「大イタチ」「ろくろ首のお姉さん」などなど・・・ははは。

原を「はる」「ばる」と読む理由については、こちらのサイトが詳しくて面白く読めます。

http://www.shochian.com/harubaru.htm

投稿: 原はハルバル | 2016年9月14日 (水) 16時58分

うち達の年齢のもんは、子供の時の娯楽て言う娯楽てなかつたけん「ほうじょうや」の時は興奮しよりました。

言葉て面白かですね~。今は名前が変つとるごたーですが「前原」てまちが、どうして原が「ばる」に、そして今宿の「上の原」の原が「はる」になるとやろうか、と不思議に思うたことでした。昔言葉やろう位に自分で決めとりますばってん。

投稿: hanazono | 2016年9月14日 (水) 12時48分

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