麦ワラ鯛麦ハゼ麦シャッパ
博多の食いもんシリーズその四十八。麦ワラ鯛麦ハゼ麦シャッパ。
『つゆのあけたら むぎわらだいも ちーと うもうなるかいなね』『そんかーし やっぱ こんだー あつすぎて おちの はやかろな』「梅雨があけたら麦藁鯛もすこしおいしくなるかね」「そのかわりに、今度は暑すぎて鮮度落ちが早いだろうね」
【麦ワラ鯛】麦藁鯛。漁師や釣人用語で味がよくない鯛のこと。麦が実るころに穫れる鯛は産卵が終わったばかりでおいしくないといいます。逆に麦ハゼと麦シャッパはおいしいことの代名詞で褒め言葉になります。
【麦ハゼ】冬を越して二年目のハゼは大きくておいしいとです。
【麦シャッパ】筑後弁風味の方言。同じく旬のシャコのこと。
手づくりの小鯛の酢+味醂漬け。腹子を抱えるほど大きくないのでおいしいのかも。
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