はざ
未収録語シリーズ 三百十一。はざ。
『こげん みっしり たねまかんで はざ あけとかにゃ これやと たいがい まびかな いくめえたい』「こんなにみっしりと種を蒔かないで隙間を空けておかないと。これだとずいぶんと間引かないといけないよ」
【はざ】間隔・隙間・間をあけること。間引くこと。農家用語で「間引き菜」そのものをさすことも多いようです。「はざ」は「狭間」由来の言葉。
おなじ博多弁の「はざかる」は隙間に挟まること。「はざぐい」は間食のこと。「間引き菜」については個人的にまったく知らんし、わからん言葉やったけん資料から丸写ししときます。
【間引き菜】大根や蕪、菜類は秋の初めに種を蒔くが、間もなく密生するので、貝割菜が開いてから、一週間から十日ごとに間引いて、最後に一本を残す(角川俳句大歳時記)げなです。
写真は小松菜。りっぱに出来とりますね。
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