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2016年1月18日 (月)

ほっけんぎょう

未収録語シリーズ 三百九。ほっけんぎょう。
『しょうぼう しよるとくさ くれな ひのようじんやろ しょうがつな でぞめに ほっけんぎょうやろ ほんなごつ ちんちろまいたい』「消防(団の活動)してるとね、暮れは火の用心の見回りで、正月は出初式に左義長火祭りで本当にてんてこ舞いだよ」

【ほっ(ほう)けんぎょう】左義長、どんど焼きのこと。元々は宮中の小正月の火祭行事。民間では、正月の門松・七五三飾しめかざり・書初めなどを持ち寄って焼き、その火で焼いた餅を食えば、年中の病を除くといわれる(大辞林)。福岡県を中心に海つながりの壱岐や対馬でも使われとるようですね(日本方言大辞典)。語源由来は火気(ほけ)行か。神仏や目上の人に物をたてまつるという意味の「奉献」というのも考えられそうです。法華業や法華経なんてのはどうでしょう。ついでに火を付けるんだから放火とか・・・まさかね。

Hokkengyo

久しぶりに「へっぱく」放き用の写真をわざわざ撮りに行きました。鳥飼八幡宮の「ほっけんぎょう」。最近では「どんど焼き」ということの方が多いでしょうか。ちなみに、どんど焼きの「どんど」は竹がドンパチ燃える様子からと思われます。もうひとつの語源説として、火炊き時に陰陽師が「どうどや」と囃したことからとありました(折々の京ことば:堀井令以知:京都新聞出版センター)。

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コメント

> 法験(ほうげん)と行(ぎょう)が組み合わさった言葉
なるほど~!これはよか!
たしかに「山伏の火渡り」やらがイメージできます。法験=修法や祈祷によって得られる効きめやご利益というわけですね。無理やりひねくりだした「奉献行」よりは「法験行」の方がしっくりきます。
こうなってくると、個人的には「火気」と「法験」の二つにしぼりたい感じがしてきました。

投稿: MISTAKER | 2016年1月22日 (金) 03時44分

追伸です。あたしんとこは元から、七日(なのか)の朝のほんげんぎょう。14日(じゅうよっか)のモグラ打ちってゆう言葉がありましたですもんね。

投稿: jindayuu | 2016年1月22日 (金) 00時59分

遅うなりましたが今年も宜しくお願いします。正月から酒ばっかり呑うどりました。順番が前後してあっちこっちコメントば入れさして貰いますけんよろしく。さて、ほっけんぎょうとは、法験(ほうげん)と行(ぎょう)が組み合わさった言葉やないかと思うとります。わたしのとこでは昔から、ほんげんぎょうって言いよりましたけんですね。

投稿: jindayuu | 2016年1月22日 (金) 00時52分

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