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2015年12月 7日 (月)

さいたらまわす

未収録語シリーズ 三百三。さいたらまわす。
『まつりで うごくたー あーたたち わっかしばってんが ならわししっとる とっしょりたちの さいたらまわしも ちーと きいちゃっときない』「祭りで働くのはあなた方若者たちなんだけど、いい習わしを知っている年寄りたちのおせっかいも少し聞いてあげるといいよ」

【さいたらまわし・さいたらまわす】おせっかい。余計なお世話をやくこと。
広辞苑に「才太郎畑」で小才が利いていらぬ世話をやくこと・・・とあるので、「さいたらまわす」の由来はここからと考えて間違いはないようです。ただこの「小才が利く」以外にも「こじつけ」できそうなので、思いつく由来をいくつか書いとこうと思います。以下列記。

1:才太郎畑から後年「畑」が脱落して「さいたら」が独立した言葉になり、それぞれの地域で語尾に別の言葉が連なり新しい言いまわしになった。
2:「才垂らす・才垂れ回す」才能ひけらかし。能書き垂れということですね。
3:「才足(さいた)りて・才足らずして」:いずれもひけらかしの意味では使えそうですね。
4:「さいたら」と「差出(さしで)」「差出口」の混同。「さいたら回す」が「さいたらmouth」で「差出口」とか。ゾータンですばい。
5:然したる。さしたることもないのに「さしたらまわす」。
6:然知ったり:かねて待ちかまえていた時に発する声。

Dontaku01

博多どんたく開幕でお櫛田さんに集合がかかっとります。

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コメント

ははは。自分もなんか似たような会話をなんべんもしよったごたります。「おせっかい」やら「大きなお世話」よりも、「さいたらまわす」方がよっぽど「せからしか」感じがしますが、どっかユーモアも含まれとる気もします。

投稿: MISTAKER | 2015年12月 7日 (月) 19時17分

「ほら、うちがなんかしようとしたら、あんた又さいたらまわして、しぇ(せ)からしかー」。「うんにゃ、さいたらわましようとや無かと、やりかたが違うとうけん教えようと」。「それが、さいたらまわしようったい」。もう日常茶飯に使いよりました。

投稿: hanazono | 2015年12月 7日 (月) 13時37分

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