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2015年11月30日 (月)

そうら

未収録語シリーズ 三百二。そうら。
『いまな もう みらんばって むかしん なべぞこあらいな あらなわ まるーきびった そうら やったな』「今はもう見かけないけれど、昔の鍋底洗いは荒縄を丸く結んだタワシだったよ」

【そうら】束子(タワシ)のこと。今でこそ「亀の子束子」しか見ませんが、自分が子どもの頃はまだいろんな種類いろんな形のタワシがあったようです。そのせいもあってか「そうら」の語源由来もまたいろいろ説があるようなのでいくつか書いておきます。
1)棕櫚の葉説:棕櫚皮の繊維で箒やたわしなどを作った(精選版日本国語大辞典)。棕櫚(しゅろ)の訛り。棕櫚の棕はソウ、櫚はロ・リョと読めそうですしね。
2)稲(さ)+藁(わら)説(能古島の方言:石橋淙平:能古島小学校刊)。これが荒縄のことやないでしょうか。
3)さわら(簓=ささら)説。Sauara(サワラ)とは、割った竹をまとめて作ったもので物をこするためのもの(日葡辞書)。

「へっぱくBLOG」としては、三番目の簓(ささら)説をとりたいと考えとります。というわけで、ササラ。

Sasara

右は棕櫚皮ならぬ鮫皮で出来た山葵(わさび)おろしです。

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