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2015年11月23日 (月)

めけんぶん

えっ、これも方言?シリーズ七十三。めけんぶん。
『かいえんまで だいぶ まのあるとに よーはいっとるな めけんぶんでちゃ にひゃくじゃ ききめえ』「開演までずいぶん間があるのによく入ってるね。ざっとでも二百ということはないだろうね」

【めけんぶん:目見分】およそ、だいたい、ざっと。実際には数えずに目測で・・・という意味合いが強いですね。
同じような意味で「目見当(めけんとう)」という言葉もありますが、この「目見分」「目見当」の二つの言葉を試しに辞書で引いてみてください。広辞苑・大辞林にも収録がありません。見つからないはずです。かろうじて「目見当」がネット辞書(デジタル大辞泉)に引っかかるくらいです。今日の今日まで、これが「方言」とはまったく思ってもみませんでした。信じられんばい!であります。

Kahogekijyo05

昔はこんな感じの映画館がありました。懐かしいでしょ。二階座敷席つきの嘉穂劇場です。桂文枝(桂三枝)独演会。

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コメント

jindayuuさん、「へっぱくBLOG」にもお越しいただいて恐縮です。

> 目見当の事ばメッソウって言いよりますが
メッソウは博多や粕屋でも使いますから「おおよそ・だいたい・ざっと」を意味する言葉に「めけんぶん」「めっそう・めつそう」と二種類もしくは三つあるという解釈でよか気がしとります。ただ「めっそう」の方が古か表現やろうとは思うとります。

投稿: MISTAKER | 2015年12月31日 (木) 20時36分

糸島のあたしんとこは目見当の事ばメッソウって言いよりますが。

投稿: jindayuu | 2015年12月31日 (木) 15時20分

嘉穂劇場では、さすがに「お茶子さん」は見らんごたったです。自分は料亭やら行かんけん本物が今でも居んしゃるかどうかは知らんですが、お相撲場所にはまだ「相撲茶屋」があって桟敷まで案内したり弁当やら番付やら届けよんしゃるとがNHKの実況中継にたまに写りよりますね。

父親は戦前(自分は23年生)貧乏絵描きで千代町吉塚の「水茶屋券番」近くに住んどったらしいとですが、生活費稼ぎに芸者さんの帯に絵やら描かせてもらいよったげなです。

投稿: MISTAKER | 2015年11月28日 (土) 17時10分

レトロな、良か劇場でびつくりです。飯塚にはよー行きよつたとに、知らんかつたです。これやつたら、一流の芸人さんも来んしゃですよね。もう「お茶子」さんはいくらなんでも居んしゃれんでつしょうね。私「おちゃこ」さん知つとうとです。

投稿: hanazono | 2015年11月28日 (土) 10時44分

> 完全無欠の標準語やとばつかり思うとりました
自分もまったく疑いもせんかったとですが、目見分と目見当の細かい違いを調べようと辞書引いたら載ってとらんもんやけんびっくりしました。こげんして今なお新しい発見のあるもんで方言調べはやめられませんです。

> 桟敷席
写真のまんまです。「嘉穂劇場」で検索されるとトップに出てくるはずですのでチェックされると面白いかと思われます。けっこう一流の芸人さんやら歌手が今でも公演しよんしゃるです。

投稿: MISTAKER | 2015年11月27日 (金) 18時16分

「めけんぶん」「めけんとう」は完全無欠の標準語やとばつかり思うとりました。写真の劇場は今も桟敷席ですかあー。珍しカー。

投稿: hanazono | 2015年11月27日 (金) 15時09分

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