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2015年10月26日 (月)

さーさらばーさら

未収録語シリーズ 二百九十八。さーさらばーさら。
『よか だいくて きーとったもんやけん こしごと たのーだら かねー ならんけんか おおまんたれん さーさらばーさら やったやね』
「腕がいい大工さんと聞いてたもので小さな仕事頼んだら、お金にならないからか 大雑把でいいかげんだったよ」

ま、ちかごろは昔気質の職人さんというとは少のーなっとりますね。さて、さーさらばーさら。最初に、「さーさら」と「ばーさら」の二語に分けて考えてみまっしょうか。

【さーさら】君が代の「さざれいしの~」の細石の細(さざれ・ささら)と考えてよかっちゃなかでしょうか。細かい小さなという意味。後述の婆娑羅に合わせると裟佐羅という漢字も当てられます。
【ばーさら】婆娑羅で派手で見栄を張ること。遠慮ない振る舞い、乱れること、狼藉という意味もあるごたります(広辞苑)。筑後弁の「ばさらか」やと無遠慮やりっぱなし。また大層とか多いという意味(筑後方言辞典:松田康夫)。では「へっぱくBLOG」としての結論。
【さーさらばーさら】いいかげんなこと。大雑把なこと。
「細ら・裟佐羅」と「婆娑羅(ばさら)」の合成語。小さなものからたくさんの豪華なものまで、首尾一貫しない・支離滅裂という意味にとらえてよかっちゃなかでしょうか。むろん無遠慮とか狼藉といった婆娑羅の意味の方が強く出て来とりますね。
それともうひとつ、不動明王真言の「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」の「サンマンダバザラダ」部分が「聞きなし」で「さーさらばーさら」と関係ありそうにも思えます。まぁありがたい真言をいい加減や大雑把な意味に関連づけるのはいかがということで以下自粛。ははは。

Harazuru_michinoeki

写真は筑後は原鶴温泉の、『道の駅原鶴ファームステーション「バサロ」』

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