かたいし
未収録語シリーズ 二百九十三。かたいし。
『おじゃみ つくっちゃるけん けむしい かじられんごと かたいしん われたとば ちぎって きない』「お手玉つくってあげるから、毛虫に噛まれ(刺され)ないように、椿の実(の殻)が割れたのをもいできなさい」
【かたいし】椿の実。またはその実が割れてでてきた種子。
【おじゃみ】お手玉のこと。お手玉名人(にみえた)の姉は、ジュズダマは軽すぎてやっぱし小豆がいちばん投げやすく取りやすいと言いよりましたが、椿の種のおじゃみで遊んだことはあったっちゃろか。機会のあったら今度聞いときます。ちなみに「ジャミ」は小粒・雑魚・小さなものという意味。
【毛虫】椿の木には「チャドクガ」がとくにつきやすいようですね。
| 固定リンク
コメント