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2015年7月28日 (火)

ちっちくれる

未収録語シリーズ 二百八十六。ちっちくれる。
『びわとりーきた こどもに びくびくせんで てのとどくとば ゆっくりちぎって かえれて いおうしたら がられたかと おもうたっちゃろな ちっちくれて にげてった』「枇杷盗りに来た子どもに、怖がらずに手が届くのをゆっくりともいで帰れと言おうとしたら、怒られたと思ったんだろうね。一目散に逃げていったよ」

【ちっちくれて】一目散に、蜘蛛の子を散らすようにいっせいに・・・の意味。
この「ちっちくれて」の語源がなんか難しかとですよね。15年近く前にまとめた「消滅寸前博多弁事典」を読み返しよったら、「ちっちくれて=縮こまって=びびれあがって」みたいなことを書いとりました。なんでこげなこと考えだしたとやろ?!というわけで再考。まずは「ちっち」から。
1:散り。2:散り散り。3:千千=無秩序に数の多いこと。4:ちーちー(ふぐ)=小さい。5:乳々=乳飲み子、小さいこども。
つぎに「くれる」。
1:散り交う=散り乱れる。2:散り暮れる=散り終わる。3:散り掛かる=散りはじめる。4:繰る=めくられるように。5:繰りかえす・・・などといろいろ考えられるとですが、どうにも断定できんですね。よーわからんばい、やっぱし。

ちなみに、ちょっと語感の似た「ちちくりあう」の方は、「いちゃいちゃ」の方ですたいね。説明の要はなしでっしょう?

Jyora

写真はジョーラ。こげな蜘蛛の子がちっちくれたら、たいがい怖か気のしますね。

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