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2015年1月 7日 (水)

しろほう

未収録語シリーズ 二百五十九。しろほう。
『せんごすぐな どっこも ぼっとんで しりふきがみな よーて しろほう たまにゃ しんぶんし やったもんな』「戦後すぐはどこも汲み取り式で、お尻を拭く紙はよくてちり紙。ときには新聞紙だったよ」

【しろほ・しろほう】(粗悪な)ちり紙。自分ら団塊世代でぎりぎり知っとる人が居るかどうかという言葉のような気がします。普通はちり紙で、人によってはちり紙のことを鼻取り紙・尻拭き紙・便所紙やったですね。お下品ご容赦。一応は福岡県全域で使われとったようです。

語源としては「白保・白穂」。江戸時代から明治・大正期まで江戸浅草で反古紙に石灰を加えて漉き返した再生紙で主に塵紙鼻紙として使用された。墨色で黒くなったものを黒保(日本歴史大事典:小学館)。

作家・原田種夫さんは「博多方言:文林堂:昭和31年発行」の中で、まさにこの反古紙の方に重きをおかれて、「白反古紙の転」という語源説を述べられておりました。

はい、ではその「しろほ・しろほう」。まだちゃんと売りよるとですね。スーパーで見つけて買ーたとですが、駐車場までぶら下げて行くとがちっと恥ずかしかったです。

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コメント

> よーく両手で揉んで使いよつたです
そげんですそげんです。つい最近テレビで紙の話題やったかトイレの話題やったか覚えとらんですが、江戸時代の「厠の中で紙を揉む漫画風の絵」が放送されよったとですよ。それを見ながら昔も今もたいして変わらんっちゃね~と思うたことでした。

自分は大酒呑みやもんやけん、トイレの大小お二人の神様に夜中に何度も呼ばれよります。ははは。

投稿: MISTAKER | 2015年1月10日 (土) 15時39分

「はなとり紙」「便所紙」て言いよりました。ゴワゴワしとるけん使う前に、よーく両手で揉んで使いよつたです。
それも無かようになつて、新聞紙でしたもんね。
ついこの頃思いよつたとです、年寄りになつた今なんとかが近うなつてしもうとるが昔のあの紙やつたら、どげんつらかろうか、と。すみまつせん、下司な話で。

投稿: hanazono | 2015年1月10日 (土) 07時47分

あ、わざわざご返事すみませんです。ありがとうございます。
しかし、トイレ風呂関係はえらいまた進歩したもんですたいね。
トイレはクサイ思いをせんでよかし、銭湯(田舎の方じゃ共同風呂)に通いよったとが家風呂でのんびりやけんですね、よか世の中になったもんです。

投稿: MISTAKER | 2015年1月 8日 (木) 19時45分

>「しろほ(う)」ちゃ言わんごたりますね。
ごめん。言わん。書くとばわすれたつ。

投稿: リリー姫 | 2015年1月 8日 (木) 18時34分

> 熊本弁(肥後弁)とまったく一緒
肥後弁辞典ば引いてみたら「しろほ(う)」ちゃ言わんごたりますね。

ちり紙はいろんな呼び名のあったばってんが、トイレットペーパーとティッシュに分かれてからは他の呼び名やら言い換えはせんごとなったですね。物(日用品)がしゃれてくると、言葉までが上品になってきて「便所紙」やらいう下品な言葉は死語化してくるとですね。人間のすることは昔から同じかとにですね。

投稿: MISTAKER | 2015年1月 8日 (木) 17時12分

>普通はちり紙で、人によってはちり紙のことを鼻取り紙・尻拭き紙・便所紙やったですね。
うちたち熊本弁(肥後弁)とまったく一緒。

投稿: リリー姫 | 2015年1月 8日 (木) 13時06分

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