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2014年2月 4日 (火)

くぐしりこむ

未収録語シリーズ 二百二十三。くぐしりこむ。
『なんば そげん くぐしりこんで みよるとな』『いや えらい てぎきさんの つくったっちゃろねーと ほれぼれ みとれとったと』「何をそんなに熱心に見てるんだい」「いやね、ずいぶんと器用な人がつくったんだろうねと惚れぼれと見とれていたんだよ」

【くぐしりこむ】熱中すること。ひたすらな様子。前原町誌で初めて見つけた言葉やったとですが、志摩町史にも「(下を向いて脇目もふらず)くぐしりこんでやりよる」とありました。

で、こげな「くぐしりこむ」やら博多じゃ聞かんな~、博多弁資料でも見たことなかし・・・と思いながら調べなおしてみると、あれま!「能古島の方言:石橋淙平:福岡市立能古小学校昭和60年発行」にちゃ~んと残されとりました。まったくもって聞き逃し見逃して「単純明解博多弁事典」「消滅寸前博多弁事典」「「へっぱくBLOG」のいずれにも未収録やったです。恐縮至極。

さて語源。広辞苑や大辞林にはない言葉ですが、日本国語大辞典には「くく(括)す」や「くく(括)しつける=くくりつける・しばりつけ る」がありました。何かにとらわれ、しばりつけられたように一心不乱である・・・のようなことでいいんでしょうか。あるいは、志摩町史の「下を向いて」の部分に注目すると、「くぐ(屈)む=かが(屈)むと同じ意味」を由来と考えることもできそうな気もします。

で、最後に、なんの手利きもん細工もんにほれぼれしとったかというと、コレですたいね。節分にちなんだ和菓子。鬼さんが見事であります。

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今回は「糸島弁ブログ」とまったく同じ内容の記事となりました。あしからず。

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