おおす
未収録語シリーズ 百九十五。おおす。
『うわー えらい おごっつぉうやね こげんいっぱい たべおおせんめえや』『なんが おおぐいのあーたんために よういしたっちゃけん しかーと たべんしゃいよ たべおおせたら ごほうびに いぐすりやるけん』「ずいぶんと豪華な御馳走ですね。こんなにいっぱい食べきれそうにないよ」「いえいえ、そんなことないでしょ。大食漢のあなたのために用意したのだから、たくさんどうぞ。食べきれたらご褒美に胃薬あげるから」
長い例文になりました。前回の「しまいおおせん」で未収録やったとに気づいたもんやけん、「~おおす」「~おおせん」を「へっぱくBLOG」的に用語説明させてもろーときます。
【おおす・おおせん】終わらせる・遂げる・果たすの意。語源は「果(おお)す」「果(おお)せる」。なんでも源氏物語の末摘花にも「いとよう書きおおせたり」。「隠しおおせることではない」・・・と出てきとるげなです(広辞苑)。
はい、ではその御御馳走。
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