博多の食いもんシリーズその三十八。つなし。
『つなしの えらい やすー うりよったけん すじめでん してみまっしょうかね』「コノシロがずいぶんと安く売っていたから今日は酢〆にでもしてみましょうか」
【つなし】コノシロの魚名方言。もともとはコノシロの幼魚をいうとのごたりますが、博多じゃ幼魚も成魚も関係なしに、ごっちゃに使われよったっちゃなかでしょうか。あんまし博多部では聞かん消滅寸前語ですが、箱崎や能古あたりの海岸部にゃ今でもちっと残っとるとのごたりますね。語源としては、美味でないところから常如・常式(つねしき:ごく普通の意味)の義か(日本国語大辞典)とありました。
三尾150円也。
コメント
> 頭んついとるコノシロ寿司
へえ~、そげなとのあるとですか。
しらんかったです。調べてみます。いろいろと教えてもろうて勉強なります。おおきに~。
投稿: MISTAKER | 2013年3月 5日 (火) 20時14分
頭んついとるコノシロ寿司
太かコノシロでできとる。
投稿: リリー姫 | 2013年3月 5日 (火) 15時18分
> コノシロんこまかつば言うて思とったたい。
それが正解でしょうが、なんかそこらへん境界線がはっきりせんごとなっとうとでしょうね。元々が古い言葉古語やけん場所場所で方言として残っとるとこ消滅したとこ・・・とバラバラ点在ということでしょうね。
コノシロ寿司・・・博多じゃ見んごとありますね。ツナシのもいっちょ小さかコハダの酢の物は売りよるかもしらん。
投稿: MISTAKER | 2013年3月 5日 (火) 14時27分
>つなしはコノシロの魚名方言。
方言て知らんだった。コノシロんこまかつば言うて思とったたい。
博多でコノシロ寿司は売ってあるね。
投稿: リリー姫 | 2013年3月 5日 (火) 07時36分