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2013年1月 8日 (火)

ぐつ

未収録語シリーズ 百八十八。ぐつ悪い。
『かきぞめしよるっちゃけど ふでか かみかわからんばってん なんかぐつわるかなー どうもうまいこといかん』「書き初めをしているんだが、筆なのか紙(のせい)なのか、なにか調子が悪くてうまくいかない」

そりゃ腕(技量)のせいやろたい・・・というのはともかく、

【ぐつ】具合や都合、調子のこと。「ぐつ悪い」で具合がよくない、イマイチだ。なんとなくうまくいかない・・・といった場合に使う微妙な表現。

語源由来としては、「消滅寸前博多弁事典」の「ぐつにはまる=身動きとれない」のところで、「ぐつ=具合都合の略」なんぞと書いとりましたが、同じ古い博多弁に「ぐつのへげん=理非がわからぬこと:(博多方言:原田種夫:昭和31年文林堂刊)」というとがあるとを考えると、この語源俗解はちょっと安直すぎたかな~とも思えます。で、この用語解説にある「理非」を中心に語源を探ると、「ぐつ=ぐつう=弘通(仏教・教典・仏法が広く伝わること)」という言葉にたどり着けるような気がしとります。

では季節ネタのぐつぐつ七草粥。

Nanakusaojiya

我が家は「鶏肉玉子親子七草雑炊」ですばって、ぐつぐつ煮込みすぎて「七草おじや」になっとります。

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