たんびたんび
えっ、これも方言?シリーズ五十六。たんびたんび。
『こうろかんの はっくつちょうさで へいわだいのあとば たいがい たんびたんび ほりくりかえしよんなったが やっとこさ おわったごたるな』「鴻臚館遺跡の発掘調査で平和台(球場)の跡を何度も掘り返していたが、やっと終わったみたいだね」
【たんびたんび】度々(たびたび)、幾度となく、何度もの意味。
これは、たびたびの方言バージョンですばって、「たび」単独語が「たんび」になる場合、たとえば「掘り返すたんびに」のような例やと共通語表現。コレがあるもんやけん、なかなか方言と気がつかんかったとでしょうや。
【鴻臚館】平安時代に筑紫・難波・平安京に設けて外国使節を接待した迎賓館のこと。
今はきれいな芝生広場になっとります。
右の建物が鴻臚館跡展示館。
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コメント
> 「肥後弁辞典」に載っとらん
あら、そげんですか。方言には間違いなかですがね~・・・と思いながら、自分も肥後弁辞典開いたらありました。
「だんべんに」の項目の下に、たんびに・たんびたんびが書いちゃります。こげな載せ方はちっとわかりにくいですね。三つとも語順に分けて収録すると良かとですばってんね~。ま、書いてあるだけ良しとせなしょうがなかですね。
投稿: MISTAKER | 2012年10月23日 (火) 00時26分
【たんびたんび】
つかいよるばってん「肥後弁辞典」に載っとらん。
投稿: リリー姫 | 2012年10月22日 (月) 05時46分