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2009年11月21日 (土)

どん

ことばじりシリーズ その七。どん。
『おー なんごとな かいもんぶくろどん いっぱい さげとるが』『わかばばしゃんの かわばたの せいもんばらいどん いこーかて いうもんやけん つれてーたと』「やあ、どうしたんだい。買い物袋などいっぱい下げているけれど」「祖母が川端商店街のせいもん払いにでも行こうかと言うから連れていったんだ」

【どん・でん】なんて・とか・など・でも・ども・・・の意味。会話時の用語法によっては微妙にニュアンスの違いがあるごたりますが、物事を限定的に決め付けるのでなく、少し柔らかくぼかした表現になるとでっしょうかね。
【なんごとな】何事ですか、どうしたの?と様子を尋ねる言葉・・・と説明はできるとですが、おはようこんにちはなどと同じような使われ方をする博多での挨拶語のひとつと考えた方が正解に近いかもしらんです。
【わかばばさん】若い方の祖母・お婆ちゃんのことを指すときの表現。したがって曾祖母は年寄りばばしゃん。
【せいもん払(ばら)い】誓文払いと書くとです。博多の商店街の商慣習のひとつで売り出しのこと。この「売り出し」についちゃ、新天町商店街の「しばた洋傘店」さんのHPがとても詳しゅーてわかりやすかです。

Kawabataseimonbarai

画像は昨日まで開かれとった川端のせいもん払いの17日の様子ですたい。売り出しにしてはちょっと人通りの少なかったかな~。

最後に「どん・でん」のダジャレ例文をいっちょ書いときまっしょう。「さいごうどんでんさいごなどんこんならんやったっちゃろね~」なーんてくさ。

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コメント

> 「びったりおどし」が来て、冬の用意の仕上げが「せいもん払」
なるほどですね~、そういう感覚やったとですね。季節の節目節目がちゃんと生活につながっとったとでしょうね~。
今の川端通商店街は、南の櫛田神社を出たとこにあった「渕上(今はないです)」の先の住吉の方にけっこう大きな「キャナル」というショッピングモールが出来たり、北の電車道沿いに博多座(関東関西から本物の歌舞伎やらミュージカルやら来よります)が出来たけん、ここ最近少し客が増えてはいますが、昔の賑わいには程遠いです。天神の新天町商店街は普段でもけっこうな買い物客であふれとります。

投稿: MISTAKER | 2009年11月23日 (月) 11時39分

「びったりおどし」が来て、冬の用意の仕上げが「せいもん払」での買い物で、祖母、母が行く時に必ず付いて行きよりました。狙いは帰りに「喫茶店」に寄りコーヒーとホットケーキをご馳走してもらえるからで、毎年の楽しみの一つやつたとです。 生活様式が変って「せいもん払」も様変わりしとるごたーですが、記憶も茫洋となりかけた今も幽かに覚えてるのは、人出の中で迷子にならんようにと、そればっかり気にしておったことです。

投稿: hanazono | 2009年11月23日 (月) 05時53分

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