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2009年6月 6日 (土)

いたらんこつ

『もう このこな せからしか いたらんこつ ばっかし してから じゃまくりせんで とうふかいの おつかいにでん いってこい なんて なべの なかて なべないらん うすいたで やりーて いやよか』「ほんとにもうこの子はうるさい。よけいなことばかりして。邪魔をしないで豆腐買いのお使いに行ってらっしゃい。何、鍋がないって。鍋はいらない。薄板でくださいて言えばいいよ」

【いたらんこつ】余計なこと。不必要なもの。共通語の「至らぬこと」が語源でしょうが、たとえば「至らぬことで申しわけありません」といったことだと、余りじゃなくてこちらは足らん意味やけん、博多弁とはだいぶんに違ってきとりますね。いたらんごつな例文になっとりましてご容赦。
【邪魔繰り】邪魔繰るともいいます。邪魔なことを少し強調した表現になるとやろかな。
【薄板】文字通りに薄く削った板。昔は包装紙代わりに使われよりました。豆腐やおきゅーとは薄板。煮豆や角煮は油紙の三角袋。焼き芋は新聞紙・・・ていうとが定番やったごたります。

んなら、その薄板。ずいぶんと久かたぶりに見ましたです。小城羊羹ば包んじゃりました。

Usuita

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コメント

> 「そら いたらんこったい」と一蹴されて
そう言われてみれば、昔(博多)の親は子供に迎合せん一言でピシャリ!叱るようなタイプが多かったごたる気もします。博多んもんの人情気質をなんでも山笠やらの祭りに結びつけるとも好かん話ですばって、一種の上意下達的な結びつきがあるとは間違いなかったとかもしらんですね。今でも少しはそげな気風は残っとるやろかな。

投稿: MISTAKER | 2009年6月13日 (土) 18時05分

なんか小生は、ちょこっと背伸びして大人の集まりで発言した折に「そら いたらんこったい」と一蹴されて凹んだことを思い出してしまいました‥  

今思えばそのことは勉強になったのかも??  ですが。

投稿: げなげな話 | 2009年6月12日 (金) 21時15分

> いーつも大人達から言はれよったそのまんま。
そげんです。そげんですばって、いたらんことするとが子供の商売みたいなもんですね~。じっとしとけて言うたっちゃ出けんとが子供。やっとおとなしゅう座ったと思うたら、今度はひとりで手遊びしよりました。

投稿: MISTAKER | 2009年6月 9日 (火) 01時53分

> 【薄板】なつかしか~。わすれとった。豆腐ば買いにいきよった。
でっしょう~!思いだしますもんね。お使いにやらされたとば・・・ですね~。
自分も薄板の実物を手にしたとは、どんくらいぶりでっしょうかね~。10年は見とらんかったごたります。たまたま買ーて来た羊羹に入っとったこの包みを見て、ほんとに嬉しゅうなりました。

投稿: MISTAKER | 2009年6月 9日 (火) 01時48分

いーつも大人達から言はれよったそのまんま。なーも付け加えんでもよかです。当時の大人たちの顔付まで目に浮かんできました。

投稿: hanazono | 2009年6月 8日 (月) 10時13分

【いたらんこつ】
熊本弁ておもとった。「いたらんこつばせんで」てよう使う。

【薄板】なつかしか~。わすれとった。豆腐ば買いにいきよった。

投稿: リリー姫 | 2009年6月 8日 (月) 09時03分

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