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2007年11月 7日 (水)

めんたい

博多の食いもんシリーズその十一。めんたい。
『なあなあ めんたいちゃなんか ちゃんと せつめいしきるな』『なんな きゅうに そげなこと わかりきっとるやなかな たらこのこったい』「ねえねえ、めんたいとは何かきちんと説明できるかい」「なんだい急に。そんなことわかりきったことじゃないか。たらこのことだよ」
いまさらですばって、博多名物「めんたいこ」と「めんたい」の違いば説明しときまっしょう。

◆本日のキーワード◆
【めんたい:明太】スケトウダラの卵巣。たらこのこと。広辞苑やら大辞林などの大辞書にゃ「めんたい:明太=スケトウダラ(朝鮮語)」とあるとですが、博多じゃ「めんたい=スケトウダラ本体」という解釈は通用せんっちゃなかですかね。あくまで「めんたい=たらこ」で、これも博多弁のひとつと考える方がよかでっしょうや。
【めんたいこ:明太子】辛子明太子のこと。めんたい(=たらこ)の唐辛子を主とした調味料漬け。「ふくや」が元祖。「明太子」という命名も創業者の川原さんげなです。
ただ最近は「○○屋の辛子めんたい」やら「○○のめんたい」と称する、頭に「辛子・からし」をつけとらん業者やら、尻に「子」をつけとらん明太子屋さんも増えてきて、一般にもそれが馴染んできたとか、「めんたい=辛子明太子」ていう理解もできてきとるようです。

自分らの子供んころは、まだ辛子明太子は出回っとらんやったです。たまに塩蔵たらこを焼いて食うぐらいで、その塩蔵たらこを普通に「めんたい」といいよったごたります。「めんたいこ」を食べだしたとは、どうやろか、昭和40年の半ば?後半のごたる気がするとですが、よそじゃどげんやったっちゃろ。家庭によっても違うとかな。

さて、めんたいの語源。辞書にある「めんたい=朝鮮語」ていう証明写真ばお見せしましょう。

Tsuruhasi05

スケトウダラの姿焼きにメンタイて書いちゃります。大阪鶴橋のコリアタウン「キムチ市場」でのヒトコマ。

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コメント

> これは 「雌の鯛の子」で
> 雌の鯛=メンタイ 言うらしいです

fritha さま、ようこそ。
新語源説がでてきたですね~。おもしろかな~。ほんなごと。
なんか、時代というか、庶民の生活感がにじみ出てくるごたる言葉ですたいね。「雌の鯛の子」か。よかな~。
語源俗解(自分もコレ専門(^^;)ちゅうヤツでっしょうが、こげな新しか解釈を教えてもらうと、ほんとなんか嬉しゅうなってきます。ありがとうございました。おおきに~。

投稿: MISTAKER | 2008年4月14日 (月) 23時04分

古か記事にすんまっせん
うちのばあちゃんが言いよった語源です。

めんたいは略語でほんとは「めんたいこ」
これは 「雌の鯛の子」で
雄鶏=オンドリ 雌鶏=メンドリとよばっしゃるごと、
雌の鯛=メンタイ 言うらしいです

「たいのまこ」はそのまんま 「鯛の真子」
そげんに鯛にこだわるんは昔は着色して赤いのしか無かったけん 「たいのまこ」やら「めんたいこ」て付けたらしかとです。

投稿: fritha | 2008年4月14日 (月) 01時58分

> うーーん 小学校の高学年かな~。
う~ん、それだけじゃ年代が特定できん(^^;
ははは。

> うちの祖母も「たいのまこ」ってゆーてました。
けっこう日常語やったとのごたーですね~。ほんと知らんかったです。自分のオヤジ・母親が純粋の博多んもんやったら、まーだ博多弁調べも楽やったっちゃろな~ていつも思いよります。

投稿: MISTAKER | 2007年11月10日 (土) 12時32分

そうそう、私も小さい頃は
めんたいは焼いて食べるものでした。
小学生の頃、今でいうグルメな叔母が
誰かからからしめんたいの噂を聞いてきて、
中州の市場についていって買ったのを覚えています。うーーん 小学校の高学年かな~。
うちの祖母も「たいのまこ」ってゆーてました。

投稿: 下駄屋見習い | 2007年11月10日 (土) 07時48分

> たいのまこ”
最初読んだとき、たいの孫?たいの孫ちゃ何かいな?でした。ダブルコーテーションが濁点に見えたと(^^; ははは。

でくさ~、”たいのまこ”ちゃ何から来とーとでしょうかね~。メンタイの真子と考えるとが普通やろけど、鯛の真子ても考えられんことなか気もしとります。魚にゃなんでん鯛・タイと名前つけたり、どん魚でちゃタイて思いこんどる人も多かけんですね~。ちっと調べてみときます。

投稿: MISTAKER | 2007年11月 7日 (水) 22時15分

> メンタイって何時からゆうごとなったとかいねー。
やっぱ戦後の、朝鮮あたりからの引揚者から広まってきた言葉やないでしょうか。

ふくやの明太子もそうですばって、博多ラーメンのルーツでもある、箱崎の旧「赤のれん」ラーメンも、(もぉ死になったですが)津田のオヤジさんが中国か満州かどっかに居ったときの味ば忘れられんで、自分でつくったとが最初ていう話ば聞いたことのあります。

投稿: MISTAKER | 2007年11月 7日 (水) 22時07分

> たいのまこ
自分は知らんやったですが確認できたです。女房にどげんや?て聞いたら「母ちゃんも婆ちゃん(川端生まれのごりょんさんやったげな)もそげん言いよったみたい」ていう返事やったです。これも未収録語であります。おかげさんで、またいっちょ増えました。さんきゅ~おおきに~。

投稿: MISTAKER | 2007年11月 7日 (水) 21時55分

hanazono姐さん
あっ♪やっぱり”たいのまこ”ですよね~(嬉)
辛子明太子じゃない普通の塩漬けメンタイは”たいのまこ”って呼んだほうがしっくり来る気がしますですぅ^^v

投稿: ぼたん | 2007年11月 7日 (水) 13時49分

メンタイって何時からゆうごとなったとかいねー。子供の頃はタイノマコ って言いよりました。塩がしつかり効いていて、タイノマコ食べたあとは水ばよー飲みよりました。生ではよー食べきらんで、いつも焼いてもらつてました。カナダにきて食べた事なかつたとやけど、去年の暮れに弟が来たとき、いとこがことずけてくれたので、宝もんのごとして食べたとです。今のはやわらかくて、そのまま食べられるとですねー。

投稿: hanazono | 2007年11月 7日 (水) 13時29分

あたしの小さい頃も普通のめんたいだけでしたねーただうちの伯母は”たいのまこ”と呼んでましたけど
うちではめんたいは生食が常でしたけど 祖母の家は必ず焼いてましたね

投稿: ぼたん | 2007年11月 7日 (水) 10時25分

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