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2006年12月30日 (土)

すぼ

えっ、これも方言?シリーズ十八。すぼ。
『こんごろの すぼつきなくさ わらすぼ やのーて びにーるすとろーに なっとろーが あじけん なかなー』「このごろの藁簀巻き蒲鉾は藁しべじゃなくて、ビニールストローになっているだろう。味気ないね」

◆本日のキーワード◆
【すぼ・藁(わら)すぼ】藁しべ=ワラシベのこと・・・と、書いてもワラシベちゃ何?ていう人もおんしゃるやろな~。藁の穂の芯のことですたい。藁そのもんをさしたり、スベというとこもあるごたります。
【すぼつき】そのワラスボ(&or合成樹脂ストロー)で魚すり身を取り巻いた蒲鉾のこと。うまい共通語訳が見つからんです。四国の方じゃ同じ形状のもんを簀巻き蒲鉾ていいようごたーですね。食べるときは一本づつ取り外します(面倒ちゃ面倒たいね)。
博多には板付(いたつき)かまぼこ・すぼつきかまぼこの二種類が売っとります。下の写真はビニールやーのーて、ほんなもんのワラスボが使ーちゃります。

Subotuki

ちなみに博多には板付(いたづけ)というと地名もあるとですよ。今の福岡空港は昔は板付空港というとりました。戦後、進駐軍が来て板付キャンプになっとりましたが、この板付という地名は米軍の兵舎が蒲鉾型(かまぼこ兵舎http://blog.all-a.net/images/rerf02.jpg)やったことから、そう名づけられました・・・なーんて嘘ばい。ほんとは弥生時代ごろからある地名らしかばってん、意味は難しすぎて説明できん(^^;。

ちなみにPART2。
すぼ・わらすぼとも辞書にはなかとですが、魚のワラスボの方は(藁素坊。ハゼ科の海産の硬骨魚。ウナギ形で、全長30センチメートルに達する。有明海に産し、干潮時には泥地に潜る。食用として)載っとります。こっちの方が藁よりもよっぽど馴染みのなかとばってんですね、なしてやろかね。

Chingyo2

下の二本がワラスボ。有明の三池港で釣ったもんですたい。こげなもんの釣れてきたら知らんもんはたまがりますばいね。珍魚必釣法http://homepage2.nifty.com/mistaker/chingyo1.htmの方で、こげな珍魚の話ば書いとりますけん、ヒマやったらどうぞ~。

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コメント

よっしぃさん、あけましておめでとうございます。
いっつもシャレたお料理をつくりよんしゃるとに感心しよります。初めての東京のお正月やったら気合の入ったっちゃなかですか(^^;

> だって、かつお菜も手に入らんっちゃもん(涙)
かつお菜はけっこう日持ちもするし冷凍もききますけん、暮れ前にご実家から送ってもろーとくと良かかもしれんですよ。
自分は鹿児島に住む姉んとこに「ちゃんぽん玉」「めんたいこ」やらと一緒に送ってやって喜ばれとります。

投稿: MISTAKER | 2007年1月 3日 (水) 12時04分

あけましておめでとうございます。
今年はじめて、東京で新年を迎えました。
お雑煮も一応、博多雑煮ながらも縮小版。
だって、かつお菜も手に入らんっちゃもん(涙)
時期をずらして実家に帰る予定なので、お雑煮用意してもらうように頼みました。
だしは、とりあえずのあごだしパック。一応カタチだけでも。
そういえば母が、
「この頃は柳橋でもパックだしが売りよるとよ」と嘆いておりました。時代ですねー。

本年もよろしくお願いいたします。

投稿: よっしぃ | 2007年1月 3日 (水) 04時18分

月桂樹さん、あけましておめでとうございます。
> 今でもあの”すぼ”を使いようとこ、あるっちゃろうか?
写真のすぼつきは本物の藁スボです。西新商店街のかまぼこ屋さんの定番品です。

> はい、ブログ閉じちゃいました。
> 今はホッとしてます。
ホッとするようなご事情があるんでしょうが、ヤメテしまうとずいぶんと寂しくなると思いますよ。これはご本人だけじゃなくて、月桂樹さんちに集まって遊んでいた方たちも同じ心境なのは間違いありません。

ネット歴が長い自分は今までにHPやブログを閉じてしまって後悔している人や、人恋しさにまた再開した人、それを繰り返す(^^;人、いろんな状況を見てきましたが、決定的に止めてしまったというのは意外と少ない気がします。その理由は、日記などといった個人的なものでも、それはネットワークの所有物でもあり、ネットの産物だからじゃないかとも思っています。案外と自分ひとりのものじゃないんでしょうね。止められた方も止めた後で、そのことに気づかれることも多いようです。

ここはぜひ、しばらく休憩休養をとられて、また再開されることをお願いしておきますね~。余計なお世話を申し上げてすみませんでした。でも集まってらした方はみんなそう思ってらっしゃるかも・・・。

投稿: MISTAKER | 2007年1月 2日 (火) 11時13分

明けましておめでとうございます。
もうご存知かと・・・
はい、ブログ閉じちゃいました。
今はホッとしてます。
今年は施設で新年を迎えました。
初日の出はあいにくの曇り空で見る事は出来ませんでした。

すぼ、今では作りもんの”すぼ”ばっかりですもんね!
今でもあの”すぼ”を使いようとこ、あるっちゃろうか?

投稿: 月桂樹 | 2007年1月 1日 (月) 12時50分

> 今年一年、よか勉強?ばさせて頂きました。
いや~、こっちこそ、ひろくまさんの書かっしゃるコメントに力を得た感じがしよりました。社会ネタから日ごろのしょうもなか(^^;話題まで、けっこう同感同感とうなずくことが多かったとですよね。あんまし人の意見や考えに同調することのなかった自分にしては珍しいことやったです。不思議な気がしよりました。こちらこそありがとうございました。これからもよろしく遊んでやってください。

投稿: MISTAKER | 2006年12月31日 (日) 23時48分

なんやらかんやらありましたばってん、
それこそなんとか、かんとか年が暮れていこうとしております。
今年一年、よか勉強?ばさせて頂きました。
ありがとうございました。
来年もまたよろしゅうお願いば申し上げます。

投稿: ひろくま | 2006年12月31日 (日) 07時39分

> わらしべ長者という昔話がありますね。
> このお話がなかったら、「わらしべ」も分からなかったかな。
自分も子供に絵本の読み聞かせするまで「わらしべ長者」の話を知りませんでした。「すぼ=わらしべ」もそんときまで気づいていなかった気がします。方言という意識が持ちにくい言葉だったからでしょうね。

投稿: MISTAKER | 2006年12月31日 (日) 03時08分

> カマボコの周りからワラスボ外すの手伝つたことあつたです。
そうですそうです。自分もよーやらされよったです。案外と上手に剥がれんとですよね。ヘタすると蒲鉾がちぎれてくっついてきたりするもんやけん、お袋から「なーん、そげなこともちゃんとできんとね」てガラれよりました。
そげなせいもあるとか、あと消費者の衛生意識が高まったせいもあるとでしょうね、一時期ワラをつかったスボツキが姿を消しとった時期もあるごたります。納豆入れる藁苞(わらづと)も見んごとなっとったですもんね。最近は藁を消毒して使ってあるとのごたります。そこまでせないかんかという気もしますが・・・。
> の方が弟より博多弁しゃべつて、
そら楽しかことやったですね。お役にたてたごたって何よりです。これからもしっかり博多情報ば飛ばしますけん、どうか一緒に遊んでやってくださいませ。よろしくお願いいたします。

投稿: MISTAKER | 2006年12月31日 (日) 03時01分

わらしべ長者という昔話がありますね。このお話がなかったら、「わらしべ」も分からなかったかな。
私は、まだ新参者だから、博多弁が英語より難しい(笑)

投稿: ミーシャ | 2006年12月31日 (日) 00時12分

すぼ 本当 カマボコの周りからワラスボ外すの手伝つたことあつたです、懐かしいです。 この1年博多ん言葉ば楽しませてもろーて有難う御座いました。 おかしいのは、この前弟が来た時に私の方が弟より博多弁しゃべつて、弟がビツクリしとっちゃん。これはくさ、へっぱくblogのせいやなかろうかと。 又来年もよろしく。
良いお年を。  カナダ バンクーバー の空より。

投稿: hanazono | 2006年12月30日 (土) 13時35分

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