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2006年8月27日 (日)

がっつりあう

『ちゃのみの さそいの がっつりおーて おうじょうこいとる はちじゅうと ななじゅうの ばばさんばって』「お茶のみの誘いがぶつかって困ったもんだ。八十と七十の婆さんだけれど」
最近、若者の間で流行り言葉になっとる(とでしょうね)「がっつり~」ていうとをよー聞きます。うちの息子やらも「がっつり飲みすぎて胃のぐあいの悪か」とか言いよりました。「しっかり~」とか「がっちり」といった意味で使われよるごたーです。ネットで調べてみたかぎりじゃ、北海道の方言が出所やろか。まぁ、うちん子も含めて、こっちの「がっつり」は使ーても、博多弁の「がっつりあう」は知らんとやなかでしょうか。

◆本日のキーワード◆
【がっつりあう】予定や約束がぶつかりあうこと。「日曜と祝日ががっつりおーて損こいた」などとも使うかいなね。「身体と身体ががっつりおーて~」とは、あんまし言わんごたります。
語源としちゃ、「搗ち合う(かちあう)=物と物がぶつかる・偶然一緒になる」が根元にあるっちゃなかろうかて考えとります。また「搗」の字は二つの読みがあってですね、「搗つ(かつ)=臼でつく・棒でたたく」「搗く(つく)=杵きねや棒の先で打っておしつぶす」となっとります。ま、おおまんたれな推理ば書かせてもらうと、「がっつりあう」=「搗つ搗きあう(かつつきあう」やなかかと・・・。むろん「がちっと+つりあった」状況ともいえますばってんね。え~、ついでに、似た意味の単語ていうか、関連語て思われるもんば抜書きしときましょ。
【がっしり】【がっちり】【がちがち=非常に硬いこと】【がちん=硬いものがぶつかって音がする様子】【がちんこ=真剣(勝負)=博多弁でホン(勝負)】

はい。では、本日は、こちらの懐かしいサイトをどうぞ~。

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コメント

↓こるば見そこのうとった(^^;
> おうじょうしまくらちよこ・・・(^^ゞ
こるば知らんはずはなかろがいた。島倉千代子ん「実演」ば見に行って、サインばもろて喜んどったったい。

投稿: りりー姫 | 2006年9月 1日 (金) 10時56分

> 「昔使いよったばってん、今は使いよらん」てったい(^^;
あーん、やっぱ、そうですか。そげんして、どんどん使われんごとなるとですたいね。そのうち地元のもんでも、誰も知らん言葉になっていくとかもしらんですね。ちーと寂しかことですたいね。やっぱ、我々のごたる歳食うたもん(一緒にすんなて(^^;)が、しぶとー方言ば使ーていかないかんちゃなかろうかて思うとです。こげんして書いたり読んだり使うたりの機会ば増やして、いっぱい形に残していくことの大事かこっちゃなかかと思うとですよ。ちーと真面目に理屈をいうたらの話ですばって・・・。

投稿: MISTAKER | 2006年9月 1日 (金) 02時17分

ごめん 返事ん遅なってしもた。
「がっちゃんご」ば主人に聞いたら、「昔使いよったばってん、今は使いよらん」てったい(^^;
うちも、使いよったつば思い出したつ。
>やっぱし身体や物がぶつかるときだけにしか使わんとかな。
そぎゃんごたる。

投稿: りりー姫 | 2006年8月31日 (木) 20時51分

> おうじょうしまくらちよこ・・・(^^ゞ
う~ん、これは、消滅寸前博多弁事典の方の話題やな(^^;。知っとるもんの少のーなっとるけんね。

え~、そんなら、いっちょ負けんごと、古か名前で真似してんもぉかいなね。
往生いわしたしま<往生いたしましたの誤記。
うわー痛~、ダジャレこきよったら、舌ば神田正輝。さーて、阿呆ばっかしこいとかんと、ぼちぼち寝よー金田たつえ。

投稿: MISTAKER | 2006年8月30日 (水) 02時35分

★甥の結婚式ば、するちゅうて案内が来たとばってんが、友達ん結婚式とがっつりおうてしもうたばい!
★そら、身内ば優先せな、つまらんやろうもん!

去年甥の結婚式の案内が来た時の会話です。
結局、名古屋まで行きました。

出費くさ~・・・あっちも、こっちも
おうじょうしまくらちよこ・・・(^^ゞ

投稿: 月桂樹 | 2006年8月29日 (火) 12時29分

> 熊本じゃつかわんておもうと。
「こらおもしろか肥後弁辞典」にゃ「がっちゃんご」ていうとのあって、これがちょっと似とるごたーて思うたですが、りりー姫さん、これは使いよんしゃる言葉ですか。やっぱし身体や物がぶつかるときだけにしか使わんとかな。

投稿: MISTAKER | 2006年8月28日 (月) 20時38分

「がっつりあう」て言いよっとば、聞いたこつんなかけんが、熊本じゃつかわんておもうと。意味はすーぐわかったつ。「いっしょ(一緒)くた」「いっしょたくり」とはちーっとばっか違うごたるね(^^;

投稿: りりー姫 | 2006年8月28日 (月) 09時46分

> ダブルブッキングのことかニャ~
そうそう。カタカナ語の方が訳語としての意味がわかりやすい感じもありますね。
和泉んときに、このダブルブッキングは流行ったようですが、この言葉自体がそう昔から使われていたもんじゃないみたいです。まだまだ日常語とはいいがたいような気もしています。広辞苑にも収録なしですしね。

投稿: MISTAKER | 2006年8月28日 (月) 02時09分

ダブルブッキングのことかニャ~
狂言師の和泉元弥がよくやっていたと言うやつかしら。
「公演をがっつりあうことで一世を風靡した狂言師」なんちゃって(笑)

投稿: ミーシャ | 2006年8月27日 (日) 21時48分

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