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2005年12月23日 (金)

~せんくなる

新博多弁?シリーズその参。~せんくなる。
『ねえねえ このごろ あの いけめん みらんくない』『うんうん おらんく なったね』
「ねえ、このごろ、あのハンサム見なくなってない?」「うん。居なくなったね」
気づきにくいですが、これも若い人たちの新しい表現です。いつごろから使われはじめたとやろか。いつのまにか浸透してきとります。

◆本日のキーワード◆
【~くなる】~しなくなる。~しないようになる。しなくなる→せん+くなる。見なくなる→見らん+くなる。居らなくなる→居らん+くなる。「動詞の否定形+くなる」の動詞が博多弁化した表現ですたいね。
自分たちの世代やと、せんごとなる・見らんごとなる・居らんごとなる、が普通やろかな。若い人たちの博多弁がなしてこげな変化してきよるとかと考えてみると、「ばい・ばってん・ごと・・・」といった方言臭のつよい言葉を避けようという意識のあるとやなかですかね。もひとつの理由はもともと言葉が持つ省エネ機能が働きようとでしょう。まぁ、こうした動きがあるとなら、一気に共通語使用に向かいそうなもんですが、それがそうならんとは、ふるさと好きで方言好きな気質が、若い博多っ子博多んもんにもある証拠かもしれませんです。

さて、最後にもうひとつ例をあげておきましょう。見なくなる→見ん+くなる。
「ねえねえ、このごろ、ねずみ、見んくなったろ

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