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2005年12月 1日 (木)

こつける

『このごろん じょしこうせいは どうや おとこんごたる しゃべりかたするし じべたにゃ すわる ときどき いし こつけとー ならんや』
「この頃の女子高生はどうだい。男みたいなしゃべり方をするし、地面に(直接)座る。ときどき石をぶつけたくならないかい」

え~、ついでですばってん、そんときの返事は「そんかーし、スカートの短かけん良かろーが」やったです。え~、この返事のオヤジはMISTAKERやなかけんですね。念のため(^^;。はは。ついつい脇道にそれてしもーた。ご明太。さーて、本文本分。

◆本日のキーワード◆
女子高生のお行儀はともかくとして、
【こつける・こっつける】(小石などを)ぶつける・投げつけること。感覚的なもんですばってん、ちーと大きめのぐり石(砂利石の大きめのやつ:10cm~)みたいなもんはこつけるちゃいわんごとあります。コツン!と音のする程度のもんやろか。もっとも当たればゴツンて音もしょうばってんね。
語源説はいろいろあるごたります。
1:単純明解博多弁事典には[小突く]やら書いたばってん、ちょいと説得力は弱かかも。
2:最近のMISTAKER説は[放(こ)く+つける]。屁を放つの放く。文字通り放(はな)つですたいね。
3:[こつん・こちん]と当たったときの擬音語から。

え~、話はまた横道に入りますばってん(博多んもんは横道もん(^^;やけんしょんなかたい)、頭と頭がぶつかることを[ごっつんこ]というでっしょうが。ところがこの[ごっつんこ]、不思議なことに広辞苑・大辞林・大辞泉などいずれの国語辞書にも収録されとらんとです。google検索でも18800件もヒットするし、自分は完全に共通語と思うとったとですばってん、調べてみたら、どうも元々はこっちの方の方言やったとのごたります。日本国語大辞典にゃ[ごっつりご:久留米][ごっつんご:熊本]て載っとーです。
で、共通語化のきっかけですばってん、たぶんこの歌からやなかろうかて推理しとります。作曲の團伊玖磨さんのご祖父母ご両親が九州げなですけん、当てっぽすながら、そうそう外れちゃおらんちゃなかですかね。
しかし、この[ごっつんこ]。たいがいで辞書に載せてもよかとやないと。そげん思うですばい。

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コメント

突っ込まれんうちに書いとこ。
[ごっつんこ]共通語化の源は「おつかいありさん」で、その理由は作曲家團伊玖磨が九州とは縁が深いから・・・なんてことを講釈しとりましたが、作詞家関根栄一が九州関係者やないと、この解釈はまったく成立せんですね。どちらのご出身か調べがついとりません。失礼しました。馬鹿ちん>自分。

投稿: 推理の破綻 | 2005年12月 1日 (木) 12時42分

この「こつける」を地方(対馬・津軽・仙台)によっちゃ、博多でいう「こじける=衰える・発育不測・病気がこじれる」とおんなし意味で使うごたります。

投稿: こじけるの意味も | 2005年12月 1日 (木) 08時28分

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