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2005年7月13日 (水)

おんにゃく

子どものあすんもん(遊びもの)シリーズ その四。
「ぎちで らんちん するやら いうけん きたとに そげん おんにゃくで かき ちらかいちゃ あそんばしょの のーなろーたい」
『土間でビーダマ遊びするというから来たのに、そんなに蝋石で書き散らすと遊ぶ場所がなくなってしまうじゃないか』

◆本日のキーワード◆
【おんにゃく】遊びのための線引き石。蝋石のこと。石筆の材料。
蝋石は温石(おんじゃく)に使われることが多かったことから、意味と読みが方言化したっちゃなかでしょうか。じゃ温石ちゃなんかと言うと・・・
【温石】焼いた石を布などに包んで身体を温めること。懐石の語源。最近流行の岩盤浴は温石懐石の大規模化したものともいえるっちゃなかでしょうかね。粕屋の方に実際に「温石浴」と呼ばせる施設もありました。ただし受付のお姉さんは「おんにゃく浴」やないで「おんせき浴」て言いよりましたが・・・。
【懐石】もともとは、温石(おんじやく)で腹を暖めると同じ程度に腹中を暖め、空腹をしのぐ粗末な食べもののこと。茶の湯で茶を出す前に出す簡単な食事。茶懐石。その後懐石・会席(上等豪華)料理化。
また一部に石のかわりに蒟蒻をゆでて身体を温める場合もあったことから、これまた一部におんにゃく=こんにゃくの音便化という阿呆くさい説(=MISTAKER説)もあったりする(^^;。
なになに?温石も蒟蒻も経験がなかて?そんならこげなことはなかったかいな。焼き芋を懐に入れて家まで歩いて帰ったとかくさ・・・。気持ちも身体もあったかい冬の経験。ね、思い出したろ~。
【ぎち】赤土や粘土で(ぎちぎちに)塗り固められた土間のこと。昔の家は玄関を入ってすぐのところに「くど=かまど」があり、煮炊きをしたり雨の日の作業などがしやすいごとなっとりました。その後セメン(ト)やコールタン(アスファルト)で舗装されるごとなって、少し意味が広がり未舗装以外んとごばみーんな「ぎち」と言いよりました。

onnyaku

へへへ。いまどきこげん「おんにゃく」持っとるもんはおりめえな~(威張り)。欲しくなったろう?やらんもんね。

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