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2005年7月11日 (月)

泥めん

子どものあすんもん(遊びもの)シリーズ その参。
「おはじき しなすなら どろめん もって きなざっせい」
『おはじき遊びを されるなら 泥めんこを持って来てごらんなさい』

◆本日のキーワード◆
【泥めん】泥めんこ・泥面子。博多独特の玩具「博多おはじき」のこと。紙めんこ・ぱっちんの原型。粘土をいろんな面型に入れたものを素焼きにして彩色したもの。明治の終わりころから、紙ぱっちんにとって代わられ博多弁表現とともに消滅寸前に。ところが昭和54年?博多人形師有志の手により復活。筥崎宮の放生会で売り出されるようになり、いちやく有名になり、それ以降「博多おはじき」という呼び名の方で定着。いったいどげなもんかは、いつも通りに最後のお決まり写真でご公開。ご参照あれ。

面子の歴史を調べるかぎりじゃ、面子は文字通りの素焼きのままの顔面が多く、遊び方も打ち当て・落としなどで相手の面子を割ったり取ったりしよったという本来の遊び方が一般的のごとあります。それが、なして博多で用途外のおはじきに使われるごとなったかていうと、やっぱ博多人形の本場やったからやなかでしょうか。たかが粘土玩具て言うたっちゃ、やっぱそこに職人技やら感性やらいうもんが反映されて、しゃれこくったきれいか「あすんもん」になったとやなかですかね。それで、割ったりぶち当てたりやらの遊び方がもったいのーなったりして・・・。博多ゆえの玩具の進化・遊び方の変化とやと思うとです。
自分が、ランチンのチンとぱっちんのチンの語源が「はじき」からやないかて言うとも、この両方の博多あそびのごっちゃ具合がヒントにもなっとるとです。
ついでに、「子どもの四季:西義助」によれば、篠栗あたりでは「やきもん」とも言いよったらしかです。おはじき遊びのほかに「裏か表遊び」にも使われよったとのこと。

【~なす・~なざっせ】為す・為されるの尊敬表現。戦後生まれはほとんど使用せん高齢者層の用語ですたい。だんだん丁寧できれいか言葉が減っていきよります。

え~、どうも、能書きが長ーなりましてすんまっせんです。失礼ばしました。んなら、博多職人の腕の冴えば見てみてやんしゃい。さっちがクリックして画像ば大きゅーせないかんですよ。見飽きんですけん。

hakata-ohaziki

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