2009年博多祇園山笠写真集
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
未収録語シリーズ九十二。なすくる。
『そげん はなくそ いじくったゆびば なすくりつけんな』『なーんも ぬすくりよらんもん はなくそはひとさしゆびやもん ぬすくったとは なかゆびばい よーとみやい』
「そんなに鼻くそを触りまくった指を塗りつけるな」「なんにも塗ってないもの。鼻くそは人指し指だもの。塗りつけたのは中指だよ。ちゃんと見ろよ」
ガキんころはこげな遊びもしよらんやったですか。自分たちだけやろかな~。この例文にした話は続きのあって、「ほら見てんやい、中指やろうが。よーと見よけよ。もっぺんしてみるけん」と今度は本当に鼻くそ人差し指をなすくって逃げるとです。
【なすくる・ぬすくる】塗りつけること。摺りつけること。語源は「なする」。広辞苑にも一応収録されとりますが、共通語というより古語に近い感じでっしょうかね。罪をなすりつけるという表現の方が一般的ですたいね。「ぬすくる」は「単純明解博多弁事典」に書いとりましたが、「なすくる」は項目立てしとらんやったけん、とりあえず未収録語としましたです。
はい、ではそのヌスクリのネタ写真はこちら。上手にぬすくったらこげんなるていうお手本ですたい。
博多券番のお姐さんがたであります。博多灯明ウォッチングのときの一枚。お、灯明ネタが続きよりますね。ついでやけん次回も灯明ネタでいきまっしょうかね。ではまた。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
未収録語シリーズ九十一。とぼす。
『あみやの てんじんさんで ちょうちんとぼしの ありようけん あんたも じゅうえん もろーて いってきない』「網屋の天神様で提灯灯し(祭り)があってるから、あなたも十円貰って行っておいで」
【とぼす】灯(とも)すの訛り。行燈や提灯の灯りをつけること。例文の「提灯灯し」は地域祭りの通称。
【網屋天神】福岡市東区箱崎は網屋町一帯の氏神となる小さな天満宮。天神さまは一般に学業の神様とされとりますが、網屋は漁師町なので大漁祈願航海守護の恵比須神のようでもあったです。
写真は天神様の総本家?太宰府さんの「七夕祭り」のときの行灯とぼし。浴衣のお姐さんが雰囲気あるでっしょう?!ただチャッカマンで・・・ていうとがちっとね(^^;
| 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)
『きょうの よりあいな やかましや ばっかり こーが おれんかわりに おまえが しかーと がられときやい』『そげなこと ちゃーるか だいたい おまえがこんやら ちゃーらんめーもん』「今日の会合はうるさ型ばかり来るだろうが。俺の代わりにお前がしっかり叱られとけ」「そんなことだめだ。だいたいお前が来ないなんてそんなのだめだろう」
【ちゃーるか】だめだ・だめなこと。ちょっと独特の博多弁で他所にはない方言かもしらんです。語源もはっきりわからんとですが、「~てある=~しちゃる」の反語的表現になるとでっしょうかね。「ちゃーらん」で否定の断定かいな。「ちゃーらんめーもん」は「ちゃーらん+まい(否定推量)+もの(強調)」。自分でもややこしゅーなってわからんごとなってきた。難しかですね(^^;
んでは、本日のネタ画像。「ちゃーるか(茶あるか)?!」「はいはい、こちらに~」
いただきもので新潟は村上市のお茶。なんでもお茶産地の北限げなです。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
『もう このこな せからしか いたらんこつ ばっかし してから じゃまくりせんで とうふかいの おつかいにでん いってこい なんて なべの なかて なべないらん うすいたで やりーて いやよか』「ほんとにもうこの子はうるさい。よけいなことばかりして。邪魔をしないで豆腐買いのお使いに行ってらっしゃい。何、鍋がないって。鍋はいらない。薄板でくださいて言えばいいよ」
【いたらんこつ】余計なこと。不必要なもの。共通語の「至らぬこと」が語源でしょうが、たとえば「至らぬことで申しわけありません」といったことだと、余りじゃなくてこちらは足らん意味やけん、博多弁とはだいぶんに違ってきとりますね。いたらんごつな例文になっとりましてご容赦。
【邪魔繰り】邪魔繰るともいいます。邪魔なことを少し強調した表現になるとやろかな。
【薄板】文字通りに薄く削った板。昔は包装紙代わりに使われよりました。豆腐やおきゅーとは薄板。煮豆や角煮は油紙の三角袋。焼き芋は新聞紙・・・ていうとが定番やったごたります。
んなら、その薄板。ずいぶんと久かたぶりに見ましたです。小城羊羹ば包んじゃりました。
| 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)
未収録語シリーズ九十。~ちょる。
今回は最初に写真を見てもらいましょう。
「やっちょるばい」て看板にありました。~やっちょる・~しちょるの「ちょる」ですたいね。筑豊やら北九州の言葉のイメージの強すぎたけんですかね、「単純明解博多弁事典」「消滅寸前博多弁事典」にも項目を入れとりませんでした。
ただ博多でもまるっきり使わんかというと自分でもちょっと確信がなかとですね。自分は使わんと思うとったら、意外や意外、「消滅寸前博多弁事典」の方の例文に「誰がそげな嘘ば言いだしちょるとな」と書いとりました。と、なると、この例文には特別に違和感はないけんですね~、やっぱ博多弁に含めて良かとかな・・・と思いだしよるところですたい。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
『また ことしも おとなりから びわば うんとこ もろーたとばってが おかえしな どげんしょうか ちいさかしょうけていうても おうつり まっちさんぼんじゃ いきめーなー』「また今年もお隣りからビワをたくさんもらったんだけど、お返しはどうしようか。お返し(風習通りの)マッチ三本というわけにはいかないだろうな」
【うんとこ】たくさん、いっぱいなこと意味する博多弁。「うんとこさ」ともいうかいなね。また、力を入れたり気合を込めたりするとき(あるいは遊びの中で)の掛け声に、うんとこしょ・うんとこしょい・うんとこどっこいしょ・・・などといろいろありますばってが、こちらの方は当然に共通語でしょうや。質量多い意味では他所の地域ではあんまし使われとらんごたりますね。
【しょうけ】竹製かご。語源は[笊笥(そうけ)]。
【おうつり】なにかもらったときのお返しのこと。博多では昭和30年代くらいまで「小皿にマッチ三本入れて返す」といった習慣が残っとりました。マッチ棒(硫黄=祝い)でお祝い返しの意味を被せたとのごたります。
小しょうけに入ったびわ
こんな感じで他所のお家に持っていかされよりました。再現映像というわけですたい。
| 固定リンク | コメント (11) | トラックバック (0)
『ほーくすのてれび ずっと みとっつろう さいごな どげんなったとな』『そーたい あーた とちゅうから ねとっつろー さけば よーけ のんどったつな』「ホークスのテレビ中継をずっと見てただろう。最後はどうなったんだい」「そうだ、あなたは途中から寝てたようだね。お酒をたくさん飲んでいたのかな」
【・・・っつろう】・・しとっつろうで、・・してただろう、してたでしょの意味。他に例をあげとくと、食っとっつろう、歩きよっつろうetc。博多でももうほとんど聞かれん言葉やなかですかね。自分らの親世代の言葉というてもよかかな。
ちっと能書き垂れときますと、「っつろう」は古語の「つらむ」が方言化したもんです。[つ]は動作・状態が完了する[た]。[ろう]は推量・想像をあらわす[らむ]。[つらむ]で、完了した結果を確信をもって推量する・・・などと広辞苑に載っとります。難しかっつろー?
最後に例文をもういっちょ。「川崎、WBCに行っとっつろう。あんときの疲ればやっぱ引きずっとるとかいなね。いまいち調子のよーなかなー」
というわけで、川崎ナマ写真ですたい。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
『あんたんがいの ややさんな えらい あせこの できとんなさったが あせごいかとね』『あせごいいっちゃないでくさ よめが だらくさか だけでっしょうや てんかふんも しかーと つけよらんごたります』「あなたのところの赤ちゃんはずいぶんとアセモが出来てるけれど汗っかきなの」「汗っかきじゃなくてね、嫁がいいかげんなだけなんでしょう。ベビーパウダーもちゃんとつけてないみたいです」
アセモひとつで嫁姑の葛藤が生じとるごたりますが、それはさておいて、「汗ごいい」。
【汗ごいい】汗っかき。汗をかきやすいこと。博多弁では、濃い(こい)ことを濃い(こゆい)(こいい)と言い、濁音化して汗濃い(あせごゆい)(あせごいい)と変化してきたとでしょうや。
【あせこ】アセモのこと。
【だらくさ】ずぼら。自堕落。いいかげんなこと。
【てんかふん】皮膚のアセモやただれを防ぐための粉末。ベビーパウダー。シッカロール(和光堂の商品名)のこと。自分たちの世代は、シッカロールと知ってはいても、口から出てくる言葉は「てんかふん」やったです。
んでは、本日の画像は・・・といきたいとこですが、てんかふん画像の手持ちがなかったけん、こちらでどうぞ~。和光堂のHPに「てんかふん」の歴史が詳しく書いちゃります。懐かしい雰囲気が楽しめますです。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
『あのくさ きせつの よーなってきたことばくさ かんあいのよーなった ぼちぼちどんたくばいて いうたらくさ ばばさんから おまやぁ ばかか かんやいは ほうじょうやのころに つかうとばいて がられたやね しらんかったばい』
「あのね、季節がよくなってきたことをね、『寒合いがよくなったね、ぼちぼちどんたく祭だね』と言ったらね、婆ちゃんから、『お前は馬鹿だね。寒合いは放生会のころに言うんだよ』と叱られてしまった。知らなかったな」
【かんあい:寒合い】時候・季節。気候の頃合い。主に初秋、夜の寒さを感じはじめるころをいうとですね。語源としては寒の具合で寒合いやろうと思うとですが、熊本の方では藤崎八幡宮例大祭の「隋兵行列」のころを隋兵寒合い(ずいひょうがんや)と呼ぶらしいけん、寒夜から来たとも考えられます。どちらのお祭も開催時期はほとんど同じですたいね。
放生会のちゃんぽん。長い時間並んで買ーたお宝ですたいね。
さて、今年のどんたくはどげんしょうか。見に行こうか行かんめえかと思案中。せわしないとこから抜け出す確率の方が高いかな、どうやろ。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
最近のコメント